第3話

#3
765
2019/05/12 12:11
「レンタル彼氏」ってなんなの…?





と思いながらも押してしまった予約ボタン。




明日には家にこの9人のうちの誰かが来る。




本当は指名もできるらしいけど、初めてだから…
私は明日のことが気になってあまり寝られなかった。












°ʚ翌日ɞ°
You.
You.
ふぁ〜おはよぉ…
1人でつぶやく朝。



彼氏がいたらおはよって言ってくれるんだろうな…



こんな想像する自分、きも。



私はペシッとほっぺを叩いた。
You.
You.
いった…
ダサくねwww
You.
You.
あ!そうだ!
今日はレンタル彼氏が来る予定。



誰か来るかわかんないけど。



でも写真で見た限り、私が気になったのはマサイさん。



なんかハーフ顔?っていうのかな?



優しそうだったし。
私は急いで着替えた。



朝10時頃。



ピンポ-ン
You.
You.
はーい
ドアを開けると、一人の男性。
You.
You.
こんにちは…?
マサイ
マサイ
レンタル彼氏予約してくれた子だよね?
マサイです。
You.
You.
あっ、予約しました…
マサイ
マサイ
今日はよろしくね?
マサイさんの手のひらが頭の上に乗る。


そしてぽんぽんされた。


…え?


彼氏ってこんなことするの?
マサイ
マサイ
あんまり見かけないけど…初めて?
You.
You.
はい…何するかも分からなくて。
マサイ
マサイ
あぁ、そっか…
じゃあ俺が教えてあげるよ
You.
You.
ありがとうございます!
そしてマサイさんを家に入れた。

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