第2話

Part2
95
2018/02/28 15:55
松本 真由
ねぇーーー!あなたーーー!
あなたって涼真先輩のこと好きー?
あなた

え、何急にww好きじゃないけど…

咄嗟にうそを着いてしまった。
松本 真由
じゃあさー、うち涼真先輩に告白しようと思ってるから、仲がいいあなた協力してよー!
あなた

う、うん。いいよ…

高橋 涼真
ほらそこ!喋ってないで準備しろ!
お前らが仕切らないでどうすんだよ!
あなた

あ、すいませんでした!

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松本 真由
あなたー!
今日告白しようと思ってるからさ、休み時間に体育館裏来てもらえるように頼んでくれない?
あなた

え、そこは自分でいいなよ。

松本 真由
おーねーがーいー!
仲がいいあなただから頼んでるの!
あなた

分かったよ…

先輩が真由にOK出したらどうしよう…

いつも楽しい部活が、今日はそんなふうに感じなかった。
あなた

りょ、涼真先輩!

高橋 涼真
おーあなたなんだ?
あなた

あ、あのー…

高橋 涼真
お前俺に謝りに来たんだろ?
あなた

え?

高橋 涼真
さっきのjog、お前20周を15周しか走ってないだろ。
真由のことを考えすぎていて、自分が何周したかなんて忘れていた。

だから、そんなことなんて知らなかった
あなた

あ、そ、そうですー。
先輩、すいませんでしたー(苦笑)

高橋 涼真
じゃあ、あと5周してこい!
あなた

はーい

どうしよう…言えない…

真由に無理だって言う?

でも、この学校の唯一の友達にそんなこと言えないよね。

どうしよう…どうしよう…
そんなことを思っていた瞬間、
バタッ
私はめまいがして倒れてしまった。

そこからの記憶は一切ない。

けど…

誰かにお姫様抱っこされて運ばれていたのは気のせいだったのかもしれない。
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あなた

ん、う、ぅぅぅ

高橋 涼真
スースー
え!涼真先輩?!なんでここで寝てるの!

てかなんで私保健室に?え?理解ができない!


1人でパニックになっていた
高橋 涼真
スースー
それにしても、涼真先輩の寝顔可愛い💕笑笑

こんなの見れるなんてレアじゃんww

多分、この学校の女子で知ってるのうちだけw


密かに嬉しく思っていた。


何にも気にせず優しーく頭を撫でてしまった。

そしたら…
高橋 涼真
ん?んー。
あなた

うわっ、先輩!

高橋 涼真
うわってなんだよwしつれいな!
てかお前、俺に何してた?
あなた

い、いや、何にもしていません!
私も起きたばっかなんですよ。
そしたら先輩がいて、びっくりしたら
先輩がおきた。みたいな感じです!

高橋 涼真
そーかそーか。大丈夫か?
あなた

はい。もう大丈夫です。
心配かけてすいませんでした。

高橋 涼真
いや、俺心配してないし笑笑
あなた

え、それ、逆にひどくないですかー?

高橋 涼真
ん?そうか?笑笑
あなた

あ、先輩!
このあと、体育館裏に行ってもらえますか?
先輩に話がある人がいて……

高橋 涼真
はぁ…またかよ…
あ、了解。ありがとな。
あなた

あ、はい…?

そのあと私は、自分でも想像しないような行動に出てしまった…

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