第33話

そして運命の時が来た、、
2,902
2021/02/16 08:16
私と鉄朗は、あれから一緒に帰ることになった










鉄朗が記憶をなくす前は、こうやっていつも私を駅まで送ってくれていた










ああ、あの時が懐かしいなぁ〜










いつかまた、そんな日が来ると嬉しいなぁ〜










なんて思いながら、私は今、鉄朗の隣を歩いている










しかし、今の彼はもう、、、、










黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
おい💢もっと離れて歩けよな💢



、、、、





わたし (3年 バレー部マネージャー)
わたし (3年 バレー部マネージャー)
いいじゃん別にw  減るもんじゃないし
黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
ぁあ?💢減るとかの問題じゃねーわ💢
わたし (3年 バレー部マネージャー)
わたし (3年 バレー部マネージャー)
まぁまぁ、そうカッカせずに(^^)




私は小さい子どもの機嫌をなだめるようにそう言った




すると





黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
ってかホントお前何なんだよ💢!!




やばい💦



めっちゃ怒ってんじゃん💦研磨ー






黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
大体お前は何で俺のストーカーすんだよ
黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
そんなに俺が好きなのか💢
黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
それとも部員目当てか💢
黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
マジ勘弁してくれよな💢
黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
もうすぐ大事な春高なんだよ💢
黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
お前がいることで部員の士気が下がる
じゃねーか💢




これはホントにヤバイ!!






今までにないくらい大声で怒鳴っている







信号待ちをしてる私たちの横には数人の大人がいて、みんな私たちの方を見てるし、、、









お願いだから鉄朗、、、





























すると鉄朗が、、、、、





黒尾鉄朗 (3年)
黒尾鉄朗 (3年)
クソッ💥頭が痛てー、、、うう、、、
わたし (3年 バレー部マネージャー)
わたし (3年 バレー部マネージャー)
え!!鉄朗?大丈夫??ねぇ!!









突然、鉄朗が頭を押さえ激しい痛みを訴えた










意識はあるみたいだが、周りの大人は見て見ぬふりをしている









だれか!救急車!!!









しかし私の声は大人に届かない









すると鉄朗が全体重をかけて私の方に寄りかかってきた









私は必死で鉄朗を支えるが、体格差で彼を支えきれない










すると私の体が車道に、、、、、









危ないっ!!!!!









私は咄嗟に鉄朗の両肩を強く押した










それと同時に私の体が、、、、











その瞬間!!!!!




























































バーーーーーーーーンッ💥💥💥




































え、、、、


















































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