第47話

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2021/03/21 08:28
中間side
カーテンから漏れている眩しい光で目が覚めた朝。
隣を見れば俺の服をキュッと握ったまま
寝ているあなたちゃん。

携帯で何時か確認したら時間もいい時間帯やった。

今日は念願の流星が退院する日。
なんやけど確か今日は俺と濵ちゃんが仕事やから
あなたちゃんをオフのしげ達にお願いした。

つまりお互い朝から沢山準備せなあかん。
中間淳太
中間淳太
…あなたちゃん、朝やで。
起きよか?
あなた

……ん〜、じゅった。

「淳太」やなくて「じゅった」やって。笑
寝ぼけてるのがこれまた可愛い。
中間淳太
中間淳太
今日パパに会うんでしょ?
可愛くしなきゃ。笑
俺も手伝うから準備して
パパに会おう。
あなた

………ぱぱっ、

中間淳太
中間淳太
あ〜、今ちゃう今ちゃう笑笑
今パパが居ると勘違いしちゃったあなたちゃんは
俺らが寝ている部屋から出ようと
布団から慌てて出て扉を開けようとしていた所を
俺は急いで止めてとりあえず抱っこした。
中間淳太
中間淳太
まだパパは病院なの。
この後、朝ごはん食べたら
しげ達来るから。
そしたら一緒に行こな?
あなた

……じゅったも?

中間淳太
中間淳太
俺は行かへんよ。
俺と濵ちゃんはお仕事。
あなた

………ん〜。

跪いてあなたちゃんの目を合わせながら
話していればあなたちゃんは俺の肩に顔を埋めた。
中間淳太
中間淳太
しげ達来るから
大丈夫やろ?笑
のんちゃんも居るで?
あなた

………のの、?

中間淳太
中間淳太
そう。のの。
あなた

………ふふっ、のの〜!

中間淳太
中間淳太
よし、ののに会うためにも
まずは顔洗お。
あなた

……バチャバチャ?

中間淳太
中間淳太
そう。
俺も行くから一緒に行こ。
そのまま抱き上げて扉を開ければ
すぐリビングでコーヒーのいい匂いが漂ってきた。
濵田崇裕
濵田崇裕
おぉ〜!おはようさん笑笑
台所では1人で朝ごはんを作っていた
濵ちゃんが俺らに気付いて直ぐに駆け寄って来た。
あなた

……はまちゃ、おはよ。

濵田崇裕
濵田崇裕
あなたちゃん、おはよう〜。笑笑
顔洗っといで?笑
あなた

……はぁーい!

元気よく手を挙げて返事をしたあなたちゃんと
そのまま洗面所に行って一緒に顔を洗った。
中間淳太
中間淳太
このタオルで顔拭いて?
あなた

ごしごし〜!笑

中間淳太
中間淳太
よく出来ました笑笑
よし、ご飯食べよう。
あなた

ごはん〜!

あなたちゃんは俺を置いて
スタスタと濵ちゃんが居るリビングに戻って行った。


俺も後を追ってリビングに戻れば
あなたちゃんは濵ちゃんに抱っこされてて
濵ちゃんは朝ごはんの準備をそのままやっていた。
中間淳太
中間淳太
手伝うで?
何すればええ?
あなた

……じゅんたー!

濵田崇裕
濵田崇裕
笑笑
なら…あなたちゃんお願いします笑
中間淳太
中間淳太
はいはい。
…あなたちゃん、こっちおいで。
濵ちゃんからあなたちゃんを受け取って
椅子に座らせてテレビを付けて
あなたちゃんが見れるような番組に
チャンネルを回した。

























朝ごはんを食べ終えた後はバタバタやった。
先に大人2人が準備を済ませて
その後に交代交代であなたちゃんの身の回りの
準備をした。
俺よりも早く家を出る濵ちゃんも
時間もあまりないのにあなたちゃんの
相手してあげたり、準備の手伝いをしていた。
あなた

……ん〜、はまちゃ!

濵田崇裕
濵田崇裕
はいはい笑笑
これこっちやな笑笑
靴下に手こずって濵ちゃんを呼ぶあなたちゃんも
それにちゃんと応えて靴下を履かせるのを
手伝ってあげる濵ちゃん。

俺もそんな2人を横目に見つつ
自分の準備を終わらせようとしていた時
インターフォンが鳴った。
濵田崇裕
濵田崇裕
あ、しげちゃう?
あなた

しげー!しげー!

濵田崇裕
濵田崇裕
いらっしゃい!しよか笑笑
準備が出来た濵ちゃんとあなたが
玄関まで一緒に行ってしげ達を迎えに行った。
濵田崇裕
濵田崇裕
いらっしゃーい。
あなた

いらったーい!

重岡大毅
重岡大毅
おぉ、笑笑笑
おはよう、濵ちゃんとあなたちゃん。
小瀧望
小瀧望
あなたたーーーーん!!!
会いたかったよ〜!!!!
あなた

……あっ、のの!!

リビングまで聞こえる玄関のうるさいさ笑
のんちゃん声でかいししげはきっと
濵ちゃんにうざ絡み中かな。笑

このままリビングに来れば
絶対ウザ絡みの相手は濵ちゃんから俺になる。

早く準備を済ませなければ…。
なんて思っていたその時…。
重岡大毅
重岡大毅
……淳太にどーーーーーーーん!!
中間淳太
中間淳太
うわぁーーー!!
思い切り背中に乗っかってきたしげ。
あまりにも突然過ぎて俺もバランスを崩し
転んでしまった。
重岡大毅
重岡大毅
アヒャヒャヒャヒャ
何転んでんねん!!
中間淳太
中間淳太
お前のせいやわ!!
あなた

……じゅんたに、どーーん!

中間淳太
中間淳太
…あなたちゃんはやらんでええからな?笑
のんちゃんに抱っこされたあなたちゃんは
しげの言葉をマネしながらニコニコしていた。
重岡大毅
重岡大毅
今度、あなたちゃんも
一緒にやろか?笑笑
中間淳太
中間淳太
ホンマにあかんから!
流星にも怒られるぞ?笑
重岡大毅
重岡大毅
…うわぁ!淳太が怒った!
皆!逃げろ逃げろ!笑笑
中間淳太
中間淳太
……ホンマにもう。
あいつらはとりあえず無視して
何とか準備を終えた俺。

濵ちゃんはマネージャーと電話していたけれど
直ぐに終わった。
小瀧望
小瀧望
マネージャーなんて?
濵田崇裕
濵田崇裕
あ、もう下に居るって。
重岡大毅
重岡大毅
ほんまか。
なら俺らも全員外出よか。
小瀧望
小瀧望
せやな。
はい、あなたたーん?
もう濵ちゃんん家バイバイやから
忘れ物ないか確認しよ。
あなた

うん!
ののも!

小瀧望
小瀧望
おん笑笑
一緒に寝ていた場所から洗面所まで
確認して忘れ物がないか確認して行った
あなたちゃんとのんちゃん。




2人がリビングに戻って来て忘れ物も無かった
ため俺らは荷物を持って濵ちゃんの家を後にした。


濵ちゃんはそのままマネージャーと一緒に
しげとのんちゃんとあなたちゃんは
そのまま照史の家に向かうらしい。

俺はまだ時間もあるから一旦家に帰ることにして
俺らエントランスで別れた。

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