第46話

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2021/03/15 11:14
中間side
腕の中でずっと料理に苦戦中の濵ちゃんを
応援しているあなたちゃん。
俺もあなたちゃんと一緒に応援をしていた。
濵田崇裕
濵田崇裕
アチチチ…
いてっ。
あなた

あ〜、あっあっ!

中間淳太
中間淳太
大丈夫大丈夫笑笑
濵ちゃんパパと同じように
強いから笑笑
腕の中であなたちゃんが
濵ちゃんがアチチ!とか痛!って
言う度に涙をためる。
あなた

はまちゃ、いたいって。

濵田崇裕
濵田崇裕
あ〜、ごめんな!笑
あなたちゃん大丈夫やで〜。
もう平気やからな〜。
あなた

…うん。

ちょっとだけ笑顔になって
また濵ちゃんの事を見ているあなたちゃん。

人数分のハンバーグを焼いて
ひっくり返して皿に盛り付け。
濵田崇裕
濵田崇裕
OK!
出来た!笑
あなた

わーい!笑笑

中間淳太
中間淳太
箸とか持って行くな?
濵田崇裕
濵田崇裕
おおきに。
……あ、
中間淳太
中間淳太
ん?
濵田崇裕
濵田崇裕
あなたちゃん用の箸とかないで?笑
中間淳太
中間淳太
………あ、ホンマやな。
まぁ、俺らで食べさせたろ。
あなた

ばーぐ!ばーぐ!ばーぐ!

中間淳太
中間淳太
……ちょっとちゃうな笑笑
まだ腕の中にいるあなたちゃんは
ハンバーグを「バーグ」って言いながら
手をバンザイして濵ちゃんに頭を撫でられていた。


俺が優しく下ろしてあげれば
あなたちゃんは濵ちゃんの足に抱きついた。

濵ちゃんが持っていたハンバーグの入ったお皿を
俺が受け取って今度は濵ちゃんが
あなたちゃんを抱っこした。
あなた

これいるー?

濵田崇裕
濵田崇裕
これはいらんよ笑
あなた

……これー?

濵田崇裕
濵田崇裕
これもいらんよ笑笑
濵ちゃんに抱っこされたあなたちゃんは
台所にあるものを次から次に
ご飯に必要なものかを濵ちゃんに確認してる。

ガラスのコップを指さしたり
食パン指さしたり笑

濵ちゃんは嫌な顔せず
いらんよーって一つ一つ聞かれたものに
答えてあげていた。
あなた

……これー?

濵田崇裕
濵田崇裕
これは……いるわ笑
ありがとう。笑笑
冷蔵庫を開けて何かを探していた濵ちゃん。

あなたちゃんがソースを指でさして
濵ちゃんに聞けば笑顔で取り出す。

多分、濵ちゃんが探してたのは
きっとソース。

長年一緒にいたから
それくらい分かるけど管理してる場所は
覚えといて笑












濵田崇裕
濵田崇裕
あなたちゃん〜。
なんて言うんやったっけ?笑
あなた

いただきます〜!

濵田崇裕
濵田崇裕
いただきます!
中間淳太
中間淳太
いただきます!
準備も終わって晩ご飯。

あなたちゃんのご飯の手伝いは
甥っ子や姪っ子で慣れている濵ちゃんがすることに。
濵田崇裕
濵田崇裕
美味しい?笑笑
あなた

……おいしぃ。

中間淳太
中間淳太
良かったな笑笑
濵田崇裕
濵田崇裕
まじでよかった!笑笑 
頑張った甲斐があったわ〜笑
あなた

おいしぃ〜!笑

笑顔で濵ちゃんに美味しい、美味しいと
何度も伝えるあなたちゃん。

俺は何もしてへんけど
俺まで嬉しくなってくる。笑笑
濵田崇裕
濵田崇裕
あっ!
そうや!淳太、明日なんやけどさ。
中間淳太
中間淳太
明日?
濵田崇裕
濵田崇裕
…おん。
流星の事やねんけど。
中間淳太
中間淳太
あぁ〜、明日やったか。
あなた

……パパ?

濵田崇裕
濵田崇裕
そう、パパ。
パパ明日帰ってくるからな〜?笑
あなた

やった〜!

明日ついに流星が退院する。
まだ俺も連絡とか何もしてへんから
大丈夫なのか心配。
濵田崇裕
濵田崇裕
そんでな?
俺朝連絡入れたんよ。
中間淳太
中間淳太
おん。
どうやった?
濵田崇裕
濵田崇裕
元気そうやったで。笑
でもな?俺ら2人仕事やねん。
中間淳太
中間淳太
あぁ〜。そうやったな。 
誰オフなん?
濵田崇裕
濵田崇裕
しげと望と……あ、照史。
中間淳太
中間淳太
まぁ安心っちゃ安心やな。
濵田崇裕
濵田崇裕
多分俺の方がはよ行くと思うから
先に言っとくな?
俺のカバンにあなたちゃんが
描いた絵があんねん。
それをさ、持たせたってくれへん?
中間淳太
中間淳太
ん。わかった。
後でちょっと確認するわ。
あなた

パパのえ!

濵田崇裕
濵田崇裕
せやな〜笑
描いたもんな笑
後で淳太に見せたって?笑
あなた

うん!みせる!

口の周りにソースを付けて
俺に笑顔でそう言ってくれたあなたちゃん。

机の上に置かれたティッシュを1枚取って
優しくあなたちゃんの口の周りを拭いてあげた。





















楽しい夕食も終えて
今濵ちゃんがお風呂を洗っている。
俺はあなたちゃんと一緒にソファに座って
テレビを見ていた。
あなた

……じゅんたにえ!

中間淳太
中間淳太
絵?
…あぁ〜。
そのままトテトテ歩いて
玄関に繋がる扉を開けて直ぐに置いてる
カバンを持ってきたあなたちゃん。
あなた

これ、パパ。
あした、もっていくの。

中間淳太
中間淳太
見てええ?
…うわぁ、めっちゃ上手やな笑笑
あなた

…パパ、よろこぶ?

中間淳太
中間淳太
おん笑笑
絶対喜ぶよ。


1枚の画用紙に書かれた絵は
流星が真ん中に居てその隣にあなたちゃんが
手を繋いで笑っている絵だった。

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