無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第2話

# 1
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
おはよ〜
神崎(なまえ)
神崎あなた
........
いた、神崎さん。

俺は神崎さんの隣に座り、彼女をちらりと見た。

長い髪は、無造作に所々跳ねているけど、丁寧に手入れされてるのが分かるくらい髪質はつやつやだ。

無表情に本に目を落とす姿は、まさに一匹狼って感じがする。
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
おはー...ってあ、またあなたなんか読んでんの?
俺に軽く、「作ちゃんもおはー!」と話しかけ、神崎さんの前の席に座った。
神崎(なまえ)
神崎あなた
.........
神崎さんが、ノートを取り出してなにか書きつける。

それを見てまたガリさんが本の感想を語り出す。



それを見て、頷きながら微笑してる2人は、本当に絵になる。


いつもの教室の光景が、なんでこんなに羨ましく見えるんだろうな。
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
なになに?何の本?
俺がそう話に入っていくと、神崎さんの顔が少し強ばったように見えた。

そして俯く直前、悲痛に顔が歪んで.....
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
(え?)
そう言えば、神崎さんって誰に話しかけられてもガリさんとしか話さなかったっけ.....

神崎さんは何かを書いて、千切ったページを俺の机へ。

そして本を持って出ていった。
神崎(なまえ)
神崎あなた
〔ごめんなさい、
話しかけないで貰えますか?〕
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
あ、ちょっとあなた待ってよ、
外見に似合わぬ可愛い丸文字。

一瞬浮かんだ悲痛な顔の歪み。

俺はどうしても放っておけなくて、2人を追いかけた。