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第4話

# 3
結局、頭もよく足も早い、天才と呼ばれるだけあってガリさんには追いつけなくて、

聞こうとしてもはぐらかされて、いつも通りになって。

日の沈んだ帰り道を2人で並んで歩いた。
穂村朝佳(ホムラ アサカ)
穂村朝佳(ホムラ アサカ)
、あ、あなたあそこ、
神崎(なまえ)
神崎あなた
?、!
たまたま前を歩いていたあの2人を見ていると、神崎さんが真っ直ぐ男の人のところへ走って行った。
神崎郁磨(カンザキ イクマ)
神崎郁磨(カンザキ イクマ)
あ、あなたおつかれ、症状出たって言うからさ、一応迎えに来た(笑)
穂村朝佳(ホムラ アサカ)
穂村朝佳(ホムラ アサカ)
郁磨さん、ありがとうございます
神崎郁磨(カンザキ イクマ)
神崎郁磨(カンザキ イクマ)
朝佳ちゃんこそありがとね?....あ、!
タタタと、こちらに男性が駆けてくる。

その人は俺に一礼すると、ガリさんににこりと微笑んでお礼を言う。
神崎郁磨(カンザキ イクマ)
神崎郁磨(カンザキ イクマ)
猪狩くん連絡ありがとね?
あなた自分の体調言ってくれないから助かったよ〜...
じゃ、俺らは行くね、
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
あー....いや、別にお礼言われるようなことじゃないですよ、
はい、...あなた、また明日な
苦笑いを浮かべた後、男の人と帰る神崎さんに手を振ったガリさんは、
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
あ〜...ってかこの後どうする?腹減らね?
アイスとか行かね?
と、また話を逸らし出したので、俺はガリさんに聞いた。
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
ガリさん
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
ん?あ、作ちゃんもやっぱアイス行く??
アイス食いたい季節だよね〜
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
じゃなくて、教えて、神崎さんのこと
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
え?
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
話題、出るの避けてるよね?
俺、神崎さんのこと純恋としてでしか知らないよ?
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
何、お前あなたのこと好きなの?
慌てたようににやにやと笑みを浮かべるガリさんに頷いた。

好き、とか本当はそういうんじゃなくて。


着飾らない、素の彼女は苦しそうで。


その心の闇を、顔の陰りを、少しでもなくしてあげたいって思った。


自分でも不思議な気持ちだ。
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
純恋としてじゃなくて....神崎あなたとして、というより、神崎あなたさんのこと、おれは今いちばん知りたい
そう言うと、ガリさんは顔を逸らして、
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
........ごめん、いくら相手が作ちゃんでも今ここでは言えない。
から、.....場所変えよ、着いてきて
と、歩き出した。