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第6話

# 4
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
わ、久しぶりに来たな
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
作ちゃん最近部活行きまくってたもんな?ナナセくん?w
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
俺いまは作間龍斗だもん
久しぶりにガリさんの家に遊びに行くと、部屋の様子は全然変わってなかった。

てかそこじゃないけど(笑)

ガリさんはベッドに腰掛け、俺はラグの上に座った。
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
......あなた、のことだよな?
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
.........うん、...純恋としてじゃなくて..素の神崎さん、辛そうだったから放っておけなくて..
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
色々複雑だし、あなたもあまり身の上話されたくないだろうからさ、少ない点で簡潔に話せるように頑張るわ
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
いいよ、あとは神崎さんに聞けるようになるよう俺が頑張る
陰りをなくすって決めたからね。

と心の中で思いつつ、ガリさんの方を見上げると、ゆっくり話し出した。
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
....あなたは、昨日来てた郁磨さんって男の人と、両親と、4人暮らしだったんだ。
俺も元からあなたと仲良くて、昔から一緒にいたけど、ほんとに円満な家庭でさ、羨ましいくらい家族仲良かった
......なぜか、全部過去形で。

どうして過去形?って聞き返そうとしたら、被せるように口を開く。
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
あいつの家族は急に壊れた、
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
......は、
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
覚えてる?3年前の...俺ら中3の時のさ、音楽スタジオの近くで起きたやつ、
作間龍斗(サクマ リュウト)
作間龍斗(サクマ リュウト)
あー.....
男女ふたりが亡くなった、大交通事故。

辺り一面血まみれで、その2人は兄妹を持つ両親で。

残された兄妹がどうなったかはなんとなく隠されて知らないけど......遡れば思い出せる、悲惨な事故だった思い出がある。
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
猪狩蒼弥(イガリ ソウヤ)
....あれで死んだの、あなたと郁磨さんの両親なんだよ