第73話

【第70話】
1,376
2020/11/30 14:31
あなた

え、?今度の休日..?

爆豪勝己
爆豪勝己
あぁ
あなた

うーん..特に予定は無いけど...強いて言うならバイトかな..

爆豪勝己
爆豪勝己
まだやってたんか
あなた

あー、まぁ..私が辞めちゃったら、また店長無理し過ぎちゃうし..
あと、ルーティン?かなんか分からないけど、今までやってたことを急に辞めちゃうのって、なんか嫌だから(ˊᗜˋ)

実はと言うと、私があのカフェで働くようになったのは、たまたま前を通り掛かった時に、当時1人でカフェを経営してた店長が倒れちゃって、それを助けた時からなんだ〜


店長、すごく頑張り屋な人だから、ほっといたらすぐに頑張りすぎちゃう


だから、程よく制御しないとでしょ?
爆豪勝己
爆豪勝己
そーかよ
あなた

まぁ、バイトはいいとして...
こうして私に予定を聞くのだから、何かあるんでしょう?(ニヤリ

爆豪勝己
爆豪勝己
うっぜ
あなた

ちょ、ごめんって!
言ってくださいお願いします

爆豪勝己
爆豪勝己
次の休み
爆豪勝己
爆豪勝己
俺に付き合え
あなた

ぇ、あ、はい

やけに命令口調なのはさておき、付き合えとは一体何になのだろうか、と疑問に思いつつも私は返事をした
その後すぐにその場を去ってしまった勝己くん


私はその場に、ぽかんとただ突っ立っていた
あなた

(まぁいっか)

それで処理しきれてしまう自分が、正直怖いな、と思った私であった...





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in 演習場
相澤先生
相澤先生
空龍は同時使用時の索敵と防御を強化しろ
あなた

はい!

相澤先生
相澤先生
切島と上鳴も加わって能力の調節しろ
切島鋭児郎
切島鋭児郎
はい!
上鳴電気
上鳴電気
はい!
授業の一環で行われる訓練

今回は、多くの建物がそびえ立つ街中という設定の演習場で行われていた

ビルや家、お店など
多くの建物が存在するこの場所は隠れる場所も多い
切島鋭児郎
切島鋭児郎
にしても、この3人での訓練ってなかなか珍しいよな
あなた

確かに

上鳴電気
上鳴電気
てか、能力の調節って、具体的にどうすればいいんだろな
上鳴電気
上鳴電気
俺ら、調節ってタイプじゃねぇし
あなた

それもそうだね..
切島くんは硬化での攻撃と防御
調節と言われると具体的に分かりにくい

あなた

電気くんは操るというより放つって感じだから、調節というよりコントロールが重視されるタイプ

あなた

...難しいなぁ..

切島鋭児郎
切島鋭児郎
どういうことかを自分らで考えろっつうことか?
上鳴電気
上鳴電気
どっちにしろ、今はそうするしかないだろな
あなた

うん

かく言う私の訓練は、相澤先生の言った通りだ

索敵と防御の同時使用は、現時点でも可能というレベルには達している

だけど、やっぱり同時使用となると、調節が難しいため、どちらかに偏りが出る
上鳴電気
上鳴電気
なんつーか、空龍って馬鹿だけど馬鹿じゃねーよなー
あなた

うん、意味不明だよ?

切島鋭児郎
切島鋭児郎
でも、わかる気するわ
あなた

それって褒めてるの?それとも馬鹿にしてるの?

上鳴電気
上鳴電気
どっちもだな
あなた

え、酷くない?かなり酷いと思うのだけd..((

上鳴電気
上鳴電気
うーっし、訓練始めるか!
あなた

えー、、

あなた

ま、やるか!

切島鋭児郎
切島鋭児郎
おうよ!
それぞれ配置に着き、訓練を始める


私の訓練と切島くん達の訓練を同時に進めるとして、私の立ち位置は真ん中だと判断し、私は交差点の真ん中へと行った


あとは切島くんと電気くんがひたすら私に向かって攻撃を仕掛けるのみ
あなた

ふぅ....よしっ、

あなた

いつでもおいで!

その合図と共に風を展開し、演習場全体に行き渡らせるイメージで広げていく
これが索敵
続いて、無防備な身体を保護するための盾として、自身の周りに風で囲む


これが防御
風の外で敵を探し、風の内側で身を守る







切島鋭児郎
切島鋭児郎
(とにかく、空龍の索敵には引っかからないようにしねぇとな..)
切島鋭児郎
切島鋭児郎
(普通なら、上空までは索敵してねぇよな..ッ)
切島鋭児郎
切島鋭児郎
うっし..!






ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ


上鳴電気
上鳴電気
(いまいち、空龍の実力はまだまだ未知数なんだよな..)
上鳴電気
上鳴電気
(とりあえず、俺は切島のあとを突こうかねぇ..)
上鳴電気
上鳴電気
よしっ..!







ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
あなた

おーい、速く来〜い

あなた

こっちは暇だぞ〜
索敵広げちゃうぞ〜

あなた

(さてと、どこから来るのかな♪)

どこから来るか分からない状況

現時点でこれは、私の心を躍らせる要素にすぎなかった

うきうきの気分で索敵に穴を作らないようにも配慮しつつ、ただひたすらに相手を待った
あなた

(多少手荒でも構わないから、全力で来てよね)




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next☆
作者
どーもどーも。作者が来ましたよ
作者
45話くらいでしたかね..多分、それくらいの時に、作品の編集を行うと伝えていたはずなんですね
作者
そしてですね、その編集ですが...
作者
やっと終わりました〜
いやぁ、時間がかかっちまいましたねぇ..
作者
(サボってただなんて言えない)
作者
さてさて、編集も完了したということで、お決まりの宣伝ですね!
作者
また、もう一度読み返してみるのもありありですよー!!
作者
それではっ!

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