第3話

【第2話】
6,873
2020/08/06 22:10
卒業も控え、勉強と鍛錬に明け暮れる日々は今日で終わりだ
いや、終わらせる。
私は今、雄英の推薦者として、試験会場にいる。
絶対に受かってやる..!
あなた

試験内容って何なんだろ...(忘れてしまった...)

あなた

とにかく、頑張るしかない!

その後、みんなの緊張感が肌を通じてピリピリと感じる会場に足を踏み入れた私は、同じ推薦者の人に試験内容を聞いてみた。


推薦者さんは「ぇ..忘れて大丈夫なのか..」と言いたげな顔をしていたけれど、快く教えてくれたので気にしないことにした
あなた

筆記と3kmマラソンか...

あなた

うっし、頑張るぞ!

私は1人、その場で自分に喝を入れた




ーマラソンー
あなた

(自由に個性使えるって良いな〜)

私はそんな呑気なことを考えながらコースを駆けていた。
あなた

(あっ..あの人達すごいな〜)

私の隣にいるのは、
すごいスピードで駆け抜ける大柄の人と
氷でビュンビュン進んでいるイケメン。
あなた

(って!見とれてたらもうゴールじゃん!
しくじった!)

私は焦りながらもなんとか2人のあとに続いてゴールした。
あなた

(3位か..結構自信あったのにな..)

あなた

(筆記で挽回するしかないよね!)











ー筆記終了ー
あなた

.....
(出来が分かんないや...
まぁ、いっか!帰ろ!)

その時、ドンッと何かに当たった音がした
あなた

わッ!すみません!ぶつかってしまって!
怪我は無いですか??

???
こちらこそよそ見をしていましたわ💦
すみません!
あなた

こちらこそすみません!💦

???
いえいえこちらこそ!💦
両者すみませんが止まらず、私はつい笑ってしまった
あなた

ꉂ(ˊᗜˋ*)あはは

???
うふふ(´∀`*)
あなた

あなたも推薦の試験に?

???
えぇ!
その様子ですと、あなたもですわね!
あなた

はい!

???
お互い、受かることを願いましょう!
( *´艸`)
あなた

はい!次は入学式で会いましょ!
では!

???
はい!またですわ!
その人と別れ、私は家への道のりを淡々と進んだ


受験後というのはもっと不安で包まれてしまうかと思ったけれど、私は意外とそんなものを感じなかった
あなた

たっだいま〜!
って、誰もいないけど..😅

そう、今家にいるのは私1人なの。
あなた

あー!自分お疲れ様ぁぁ!
今日は休むぞー!

あなた

って..何やってんだろ私

あなた

よし!支度して寝よう!
明日はまだ学校もあるんだし!

なぜなら..


私のお父さんとお母さんは




もういないから
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