第75話

【第72話】
1,287
2020/12/20 05:53
リカバリーガール
リカバリーガール
何やってるのさね...
切島鋭児郎
切島鋭児郎
す、すみません、リカバリーガール..
切島鋭児郎
切島鋭児郎
全部、俺の不注意です!!
リカバリーガール
リカバリーガール
まぁそんなにならなくてもいいだろう
リカバリーガール
リカバリーガール
この子、そんな事で怒るような子じゃないのはあんた達も分かってるだろう?
切島鋭児郎
切島鋭児郎
そ、そうですけど..
あなた

うんうん、そんな事で怒ってちゃ、勝己君みたいになっちゃうじゃん

あなた

私はそんなに心狭くないぞー

切島鋭児郎
切島鋭児郎
そ、空龍!!良かった..
あなた

だから大丈夫だって言ったのに

あなた

リカバリーガール、ありがとうございました(ˊᗜˋ)

リカバリーガール
リカバリーガール
いいんだよ
さ、早くお行き
みんな心配するよ
あなた

はーい!

切島鋭児郎
切島鋭児郎
はい!
あの後、切島くんが私を保健室まで運んでくれたそう


酷く落ち込む切島くんを宥めながら、リカバリーガールは私の手当をしてくださった
あなた

大きな怪我でも無いし、元はと言えば私が未熟だったから、自業自得ってやつだよ

あなた

だから、切島くんが気にする
必要ないよ(ˊᗜˋ)

切島鋭児郎
切島鋭児郎
お、おう..!
切島鋭児郎
切島鋭児郎
(それは嬉しいけど、後々爆豪が厄介なんだよな...💧)
一瞬、、、それはそれはほんの一瞬だったけれど、切島くんは顔を曇らせた

でも、雰囲気からして、私に対してではなく..もっと怖い..私関係の....あ、勝己君に対してだと私は悟った







切島くんと共に演習場へ戻ると、みんなが既に集合していた

様子からして、もうすぐ授業終了の時間だと分かった
あなた

ご、ごめんね💧
私のせいで訓練参加出来なくなっちゃったね

切島鋭児郎
切島鋭児郎
いいって!それはお互い様だろ?(ニヒッ
切島鋭児郎
切島鋭児郎
それに、お前のおかげで色々気づけたしよ、俺は全然損した気分になってねぇからよ!
あなた

ほんと?なら良かったよ
それに、私も色々分かったから、終わりよければすべてよし、だね(ˊᗜˋ)

暫くして、授業終わりのチャイムが鳴った
軽く相澤先生からコメントを貰い、みんなで校内へと戻った
そして、切島くんが最も遭遇したくない人物に遭遇してしまうのである...
爆豪勝己
爆豪勝己
おいクソ髪
切島鋭児郎
切島鋭児郎
ば、爆豪!よ、よぉ💧
切島鋭児郎
切島鋭児郎
訓練、どうだった?
切島は上手く話を逸らそうととても頑張っていた

けれど、そんな簡単にそらせる訳もなく
爆豪勝己
爆豪勝己
ンなのどうでもいいわ
空龍はどこだ
切島鋭児郎
切島鋭児郎
そ、空龍なら教室に行ったと思うけど..
爆豪勝己
爆豪勝己
切島鋭児郎
切島鋭児郎
.........
切島鋭児郎
切島鋭児郎
(怒って..ねぇのか..?)
爆豪は執拗に咎めることなく、すぐにその場を去った


余計な心配をしてしまった事に切島は呆れていた
呆れていたと共に、いつもと違う爆豪の様子が気になってもいた
いつもならこっぴどくキレられたりするはずだからだ

だが、爆豪は空龍に対しては皆とは違う様子を見せる
だから、こういうこともあるのだろう、と置いておくことにした












どうも皆さん、あなたです。
冒頭ぶりですね!
ここで皆さんとお話をしたい所ですが、私には今、とある危機が迫っているのです

そう....
あなた

(すごい形相で勝己くんが後ろを歩いているのです!💧)

この顔をした勝己くんに叱られなかったことが無いことを思い出し、私は咄嗟に勝己くんから逃げようと判断した


逃げると言っても、不自然に逃げぬよう、自然と撒こうと考えています...
あなた

(やっば..どんどん近づいてきてる...)

あなた

(あーもう仕方ない!)

私は自然さを捨て、個性を使って必死に逃げようと考えた

怒られるのは絶対に嫌なんだよ!
爆豪勝己
爆豪勝己
なッ、待てやあなた!!
あなた

嫌だね!
だって、勝己くん絶対に私のこと怒るじゃない!

爆豪勝己
爆豪勝己
あぁ?意味分かんねぇこと言ってんじゃねぇぞ!
はよ止まれや!
私が走ると、勝己くんも走って私を追いかけた
でも、流石の勝己くんでも、速さでは私に勝てないようだね...


ふっふっふ、何が何でも逃げ切ってやりますかr..((
あなた

え、

爆豪勝己
爆豪勝己
は、?
あなた

うわひっ

とある教室の前を通り過ぎようとしたその時、教室から焦げ臭い匂いがしたと思ったのもつかの間、教室が爆発した
瞬間的に黒い煙が立ち込め、教室の壁が一部爆発の勢いで吹き飛んでいた
あなた

ケホッ ゴホッ

あなた

び、ビックリした...

爆豪勝己
爆豪勝己
おいあなた!
あなた

んあ、勝己くん

あなた

今の爆発、勝己くんではないもんね?
じゃあ...

???
ふふふ、すみません!
私のベイビーがあまりにも可愛かったため、執拗に愛でてしまった結果です!




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作者
活動報告の「※必読※」にて、今後についての大切なお知らせをしておりますので、閲覧して頂きたいです

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