ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
三奈ちゃんと2人で家へ帰ろうとしていた時、壁にとある張り紙が貼られていた。
その時はあまり気にしていなかったけれど、突然草むらからにゃあっと猫ちゃんが出てきた。
そこで私と三奈ちゃんは張り紙をまじまじと見つめると、それが迷い猫だと知った
・
・
・
私はニッとヒーローらしい笑顔を浮かべてみた。
ヒーローらしかったかは分からないけれど、助けた後はやっぱり笑顔だ!
そして、飼い主さんに無事猫ちゃんを届け、私たちは家への道を進んだ。
その頃にはすっかり日が沈んでしまっていた
三奈ちゃんとも別れ、ついに1人。
真っ暗な道をひたすら進んでいくけれど..やっぱり少し怖い...
その場にしゃがみ、靴紐をするすると結んでいたその時だった
突如、その男性は私の背後に周り、口元を手で抑えようとした
私はスッとその場にしゃがみ、どうにか切り抜けた。
そのまま走って家まで帰ろうとしたけど、家の場所を知られる訳には行かないので、まくことにした
私は走りながら、少し聞いてみた
私はその言葉を聞くと、足を止め、立ち止まった
私はこのまま逃げていても無駄だと判断し、空中へと飛んだ
そして私は人気の多いところまでとりあえず向かった。
個性を解き、着地すると、もうそいつは居なかった。
だけど、今は気にするだけ無駄だと思った。
何も分からない。
なら、無理に詮索はしない。
変に勘違いを引き起こしてしまってもいけないから
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
next☆
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。