『ごめん、別れよう』
あなたの下の名前視点
「ごめん、別れよう」
え、なんで!?
LINEの着信音が鳴り通知欄に 私の大好きな『うらたさん』という文字が載っていた
毎回私はそれが嬉しくてうらたさんとのやり取りが大好きだ
今日も通知を押しどんなメッセージが来たのかワクワクしながら見る
押した瞬間私は頭の中が真っ白になった
私はあまりにショックで泣き崩れた
そして、1時間が過ぎた
私は全く泣き止まなかった
ずっとずっと泣き続けていた
うらたさんに振られ、とてもショックが大きかった
それは
ほんとにほんとにうらたさんを愛していたから
そこでポロンッと着信音が鳴った
それは
浦島坂田船の、
志麻、坂田、センラ からだった
どうして貴方が泣くの__?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!