そう言い残して、私は眠りに落ちてしまった。
気がつくと、私は地下の駐車場にいた。
足は動くものの、手が動かない。
柵にくくりつけられていた。
お母さんとお父さんが事故にあって亡くなった年。
助けて。誰か。。。。
その頃_そらside
さっきあなたがどこかへ連れていかれているように見えた。
あなたが行ってた店はわりと人目につきにくいところだったから誰も気づかなかったのか。
あんな風に人を連れ去るなら、きっともっと人目につきにくいところに連れて行くだろう。
俺はそう考えて地下の駐車場へ走っていった。
あなたの声だ。
そういってあなたは気を失った。
あなたside
そらだけは助かって欲しかった。だから私は気を失うふりをした。
そらが逃げれるように。
タイムリミットまであと2分ほどになったとき。
私は驚きのあまり、目をあけた。
そういって2人は警察に連行されていった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。