無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第3話

暁 凛華の本性
(悠太)
「復讐なんて、お前になんかできねーよ!」

(凛華)
「あらあら、そんなこと言っちゃって。強がっているんですか?」

(悠太)
「ちげーし!大体な、お前が復讐なんかしても、先生にバレて終わりだぜ?無理に復讐して怒られるより、今のままでいいって思わねぇ?」

すると暁さんは、やれやれというように首を横に振った。

(凛華)
「思いません。馬鹿にしないでください、私だってちゃんと策を練ってきているんですよ?思いつきで言ってるわけじゃないんです。そう、どこかの誰かさんみたいにね」

(悠太)
「オレのこと言ってんのかよ!」

悠太が暁さんに牙を剥いて、クラスメイトたちに止められる。

(ひかり)
「でも、先生たちはどうするんですか?」

(凛華)
「いい質問です、園田さん。私は馬鹿ではありませんから、そこはしっかり手を打ってありますよ」

(浩輔)
「何したんだよ!」

(凛華)
「簡単です。先生たちを潰しておいたのです」

え、もっと具体的に言ってほしい…。

(ひかり)
「あの、どうやって…?」

(悠太)
「さてはお前、自分の身体を売ったのか?先生だって結局は人間だ、欲望には抗えないだろうから、お前はそこにつけこんだ」

(浩輔)
「え、お前先生たちを誘惑したの?キモ!」

浩輔の言葉を聞いたクラスメイトたちは、暁さんを見ながらクスクスと嗤っている。

これには暁さんも怯むんじゃないかと思ったけど、そんな心配は必要無かった。

暁さんはあんなの全然苦じゃないらしく、嗤うクラスメイトたちを冷ややかな視線でちらりと一瞥すると、残念そうに溜息をついた。

(凛華)
「本当にもう。皆さんは子供ですね。そんなことあるわけないじゃないですか。よく考えたら分かるはずです」

(ひかり)
「あの、少しいいですか」

(凛華)
「ええ園田さん。どうしましたか?」

私の中に浮かんだ一つの方法。

ファンタジーの読み過ぎって、思われるかもしれない。

だけど私には、この方法しか考えられないんだ。

どうして先生たちは来ないのか。この方法だったら、説明がつく。

非科学的だけど、それしかない。

(ひかり)
「もしかして、時間を止めたとか?」

(凛華)
「時間を止めた…?ふふ、園田さんは頭がいいですね!正解です!」

(浩輔)
「お前時間を止めたのか!?有り得ねぇだろ、そんなに非科学的なこと!あるわけねぇって!」

(凛華)
「ところがあるんですねぇ。有り得たんですねぇ。私は職員室だけでなく、世界中の時間を止めさせていただいてます」

(悠太)
「は?」

(ひかり)
「魔法、ですか?」

(凛華)
「私は魔法っていう言葉、苦手なんですが…。まぁ、そういうことなんです」

(ひかり)
「だったら、復讐だって非科学的なことを使うんですか?」

(凛華)
「ええ、ご名答です」

(悠太)
「お前…。人間か?」

(凛華)
「貴方には言われたくなかったのですが…。さぁ、私は人間でしょうか?」

そう言って微笑む暁さんの瞳には、狂気が渦巻いていた。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

凛堂景千代
凛堂景千代
はじめまして! ゴジラが大好き過ぎる女子です! 深海生物も大好きです! まぁ、ただの変人です(笑) あと、ジャニーズWESTも大好きだったりします。 フォロバ絶対するほうです。 仲良くしてくれると嬉しいです。 よろしくお願いします!
ホラーの作品もっと見る
公式作品もっと見る