第25話
👠
まだ出会って2日だけど、るっくんは私にとって、なくてはならない存在になっていた。
今日も仕事中、早く来ないかなと考えていたぐらい。
(こんなこと考えてるなんてキャバ嬢失格ね…笑)
ゆいかちゃんに言ったらしばかれそう…笑
いけないいけない、ぼーっとしてた。
気づいたら、るっくんの美しい顔が目の前にあったから、内心ビビったのも内緒。
「どうしたの?」とるっくんに聞き返した。
「せっかくだからホストの俺も見て欲しいなって。」と、るっくんが誘ってくれた。
確かにるっくんがホストしてるところは見てみたい。
るっくんの事だから、他に何か考えてるんじゃないかと思って、聞いてみた。
私が首を傾げていると、隣に座っていたるっくんが、私の耳に口を寄せて、
と、囁いた。
私は恥ずかしくなって、頬を膨らませながら、プイっとそっぽ向いた。