第7話
👠
黒服は扉をノックをし、入った途端に片膝をついて私たちを紹介した。
2人で横並びになり、一礼して、頭を上げた。
目の前には、銀髪でセンター分けをしているキリッとした目をしていて韓国系の細身の男性。
隣には、金髪に近い茶髪で短髪、目はくっきり二重で、まるで絵本から飛び出てきた王子様のような容姿の男性。
2人とも見た目とはお互い違う印象。
蓮さんは見た目とは違い、可愛らしい声と雰囲気。
瑠姫さんは明るくて爽やかなイメージだけど、話してみたら思ったより落ち着いてて、人見知り?な感じがした。
私たちは2人の両脇に座り、名刺を渡した。
グラスが空いていたので、お酒を作り、目の前に出した。
チラッと隣を見ると、蓮さんとゆいかちゃんはとても話が弾んでるようだった。
ゆいかちゃんも人見知りするタイプではないので、お互いの波長が合っているんだろう。