車が走る音、人々が歩く音、信号機の音
生活音が鳴り響く街、「メグロ」はヨコハマとシブヤの間に成り立つ区だ。
街並みはイケブクロとシブヤを足して割ったような感じだ。
そんな街を1人の“男”が歩いている。
おばちゃん「あら!亂くん!今日もいつもの帰りかい?それならこの野菜持っていきな!」
おばちゃん「いいのよ!いつもお世話になってるからねぇ。ほら!持ってきなさい!」
少年はニコッと笑い、老人を後にした。
大きなビルがそびえ立つ街中を歩き、ある1つのビルに入っていく。
そういうと、先程貰った袋を部下に渡して、1番奥にある、所謂「部長席」的な場所にあるデスクに向かった
ここは、「みだれざくらリフォーム会社」その名の通り、リフォームを中心とする会社だ。
電話で依頼してくれれば、すぐにひとっ飛び!文句なしに完璧に仕上げる!これがうちの会社の特徴だ。
と言っても、ほぼ地域の人しか依頼してくれないので、リフォーム会社兼萬屋みたいなものになっている。
そんなこんなで、俺の所に1件の電話が届いた。
電話の主「あら?亂くん?今日は電話の日なのね!」
電話の主「じゃあ、依頼頼もうかしら♪この前の大雨あったでしょう?そのせいで雨漏りしちゃって…リフォームできるかしら…?」
電話の主「あら!嬉しいわぁ♪それじゃあ住所は__よ。よろしくお願いするわぁ♪」
お別れの挨拶を言い、部下にこの場を託し、依頼が入った場所に向かった
おばちゃん「亂くん直々に来てくれるだなんて…今日は良い日になりそうね♪」
おばちゃん「あら!もう!流石ねぇ♪助かったわぁ♪」
おばちゃん「今日は一段と暑いでしょう?はいこれ、氷の入った麦茶よ♪」
おばちゃん「そんな風に飲んでくれたらこっちも嬉しくなっちゃうわァ♪」
おばちゃん「あら!いいのかしら!それじゃあ……床が少しギシギシ音がなるのよねぇ…どうにかできるかしら?」
おばちゃん「あら♪ありがとう♪」
おばちゃん「今日はほんとにありがとうね〜」
おばちゃん「えぇ♪そうするわ♪それじゃあこれ、今日の依頼したお金♪」
おばちゃん「いいのいいの!これは私からのお礼よ!ありがとうね♪」
依頼を受けた奥さんを後にして橙色に染まった空を見上げながらビルに戻って行った。
歩いていると、前から1人の部下がこっちに走ってくるのが見えた。
部下は、目の前で止まると肩で息をしながら説明した。
部下が走る後ろを自分が走り、絡まれている部下の元へ走った。
着いた場所は人目のつかな路地裏で、男性二人の煽るような声が聞こえた。
俺が駆けつけた時には部下が地面に這いつくばっていた。
なんて惨いことを…
そう言うと、男二人はマイクを手に取りボタンを押すと重低音が響いた。
ヒプノシスマイクか
笑ったせいなのか少し涙が出て、それを拭いだ。
ヒプノシスマイクを起動し、ダイヤとキングのKが描いてあるマイクを持ち、言い放った
歌い終わると、まるで周波数のようなものがマイクからでて、男二人にぶつかった。
先程あいつらにやられていた部下がもう1人の部下の肩を貸してもらいながらこっちに歩いてきた。
そうすると、部下たちは手配した車に乗ってビルに戻って行った。
完全に伸びてる男二人は、どうしたものか
男二人のポケットなどを探っていると、運転免許や、務めている会社の名刺など、様々なものが発見された。
男二人の免許証や、名刺、一応顔写真も撮っておいて、警察に電話した。
身体を180度回転して、ビルが見える街中に向かって歩いていった。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。