あの、カルエゴ先生
なんだ
私とレイジーは…
ああ、貴様らのことなんだが
?
ヴェロニカは真正古代天使界の王女として収穫祭と音楽祭は参加できなくなっている
えっ⁉︎
理事長にはそう命令されているのだから仕方ないだろう。
レイジーはその護衛となれ
もちのろん!
ボクが全力でタルトを守るよ!
でも…
まだ完全に怪我が治ったわけじゃないし、無理しないで!
わ、わかった
だが体育祭には参加できる
あれは昇級関係なく行わられるからな
もしかしてそれも、理事長の…?
気分だと言っていた
カルエゴ先生は不機嫌そうだった
あはは…
最初は体育祭だ
特別講師の指導に従うように
ーミシェルsideー
ふぅ……
今日は一人で帰ろう
私は教室の周りを見て、音を立てないように階段を降りる
校門まで出ると、誰もいなかった
…よし
いたいた〜ミシェル
ーッ!?アンドロ…!
一緒に帰ろうぜ
私は一人で帰るからいい
なんで一人で帰んの?
逆になんで私に付き纏うの!
………
…なに
………別に
…
なんなのコイツ………
あっ、ミシェルちゃ〜ん!
上履き見つかったよ〜!
ビックゥ‼︎
上履き?
アンタには関係ない!
ありがとうハルノ
いいえ〜!
あっ、ジャズくん!
この前のサバトの…
ハルノです!
えっとー、お邪魔だったかな?
いや、ナイスタイミング!
私急いでるから、じゃあ
ースーパーー
………
また、逃げちゃった…
いつも逃げてばっかり………
はあ………
その時、手が滑って野菜が落ちてしまった
あっ
誰かが拾ってくれた
はい、どうぞ
あ…ありがとう、ございます
同じ学校の制服で、車椅子を使っていた
あなたも、一年生?
ミシェルです。
あなたは…
タルト・ヴェロニカです
ヴェロニカ…?
あら、ご存知なんですか?
えと、多少の知識は…
もしかして、本物の…
はい、正統な末裔ですよ
タルト!勝手に行かないでってば
ごめんリード
あ
あ
?
サバトの………
あぁああぁあ!!
さ、さばと…?
な、なんでもない!
………(もしかしてこの人、女たらし…?)
※変な誤解が生まれた
ほら、早くしないと!
あ、でもっ
私はすぐにヴェロニカさんからリードを離した
ミシェルさん…?
コイツとは関わらない方がいいです、ヴェロニカさんの身のためです………
僕何か誤解されてない⁉︎
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