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第2話

泣いてもイケメンは顔がいい
──どうして……泣いてるの?

 私はつい、
 その顔に触れようとした。


 その涙が、あまりにも綺麗で
 今にも壊れてしまいそうだったから……。



 バシッ

私
!?
 眠っていたはずの黒須くんが、私の手を掴んだ。
黒須 洸
黒須 洸
!?
 黒須くんの顔はちょっと怖かった──。
黒須 洸
黒須 洸
あ……悪い
私
あ、ううん。
こっちこそ、ごめん
 それが、私と黒須くんとの初めての会話。
──どうして泣いてたの……かな。
 それから、黒須くんの涙が
 私の心から離れなくなった。

 それに、黒須くんのちょっと怖い顔……。

 私はなんだか、知ってはいけない


 黒須くんの秘密を知ってしまったような気がした……。

早川 友美
早川 友美
あなたどしたの?
私
友美か……
早川 友美
早川 友美
なによ?
私じゃいけない?
私
ううん。
ごめん、ちょっと考えごと
早川 友美
早川 友美
珍しいね、
あなたが考えごとなんて
私
ねぇ、友美?
友美って……
黒須くんと1年の頃から
同じクラスだったよね?
早川 友美
早川 友美
ん?
そうだけど?
私
黒須くんって……
どんな人?
早川 友美
早川 友美
え、なに!?
もしかして、
恋したんじゃないでしょうね!!?
私
え!?
ち、違うよ!!
早川 友美
早川 友美
そっか!
あなたの口から
黒須の名前が出るなんて
ちょっとびっくりしちゃって……
私
そ、そっか……
早川 友美
早川 友美
気になることが
あるのか知らないけどさ……
黒須と関わるのはやめておきな
私
え?
早川 友美
早川 友美
あいつさ、
ちょっと顔がいいからって
やたらモテてるけど……
早川 友美
早川 友美
何人もの女を振っておいて、
その割、泣き止むまで
ずっとそばにいてくれるらしい……
私
え?
早川 友美
早川 友美
くそ、タラシだよね
私
よ、よくわからないけど……
とってもモテて、
ちょっと変わった人?
ってわかった……
早川 友美
早川 友美
とにかくね!
かわいいあなたは
関わっちゃダメだからね!
私
……わ、わかった
 友美にはそう言ったものの、
 なんだか黒須くんのことが
 気になって……しょうがなくなっちゃった。