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第1話

噂の黒須くん
 私は、私立高校に通うあなた。
 私のクラスには物静かなイケメンがいる。

 彼の名前は、「黒須 洸クロス コウ」くん。

 廊下を歩くだけで女の子たちがざわつく。

 私は、そんな彼と高校2年で
 初めて同じクラスになった。


 黒須くんは、本当に物静かで
 クラスでも目立たない。

 目立たないっていうのは、語弊ゴヘイがある。

 隠しきれないオーラとか容姿ヨウシ
 十分、目立ってるんだけど……

──何故だかクラスに馴染ナジもうとしない。

 友達がいないわけではない。

 でも、あんまり楽しそうに
 笑ってるとこを見たことがない。




 1年の頃は、噂に聞く程度で、
 彼の存在なんて全然気にしてなかった……
 
 のに、

 ここまで顔がいいと
 少しドキドキしちゃう……。


 
 だって、最近、


 黒須くんが後ろの席になったんだもん。
先生
先生
おい! あなた、聞いてるのか?
私
あ! はい、すみません!
先生
先生
12ページ5行目から
私
はい……!
 うっかりしちゃった……。


 私は国語の教科書を読み終えて、
 席に座ろうとした
 後ろの席の黒須くんは、
 机に突っ伏して寝ていた。

 サラサラな黒い前髪が目に掛かっている。



──綺麗キレイな顔だなぁ……。
 
 ちょうど授業終了のチャイムが鳴った


 その時、



──え……?
 黒須くんの白く柔らかそうなホホ
 一筋ヒトスジの涙が流れた──。