第24話

緊急事態_クラスメイトの陰謀
1,148
2021/01/01 12:09
時任 沙和
時任 沙和
言っておくけど、
あなたを___________
時任 沙和
時任 沙和
私が_________としてのプライドを
捨てたくないから_________



どうしてこうなったのでしょうか…





_________それは



数時間前のこと






放課後、






私はたまたま
音楽室の掃除をしていた




またあの



クラスメイトの女に頼まれたから…

私
(はぁ…はっきり、断ればよかった)

また

あの時みたいに…
なるのかな…


と思いつつ


今日は




昼休み以来、




教室に戻れていない…



ちょうどよかったからもあるんだけど…






正直、はっきり言えない自分を


情けなく思っていた
私
黒須くん…
もう…帰ったかな…
窓から校庭を見やる


下校する生徒がちらほらと歩いていた
先輩男子
先輩男子
あれ?
私
…?
音楽室の入り口には男子先輩がいた
先輩男子
先輩男子
君があなたちゃん?
この人は…確か…

スポーツ大会で黒須くんに惨敗していた
バスケ部の先輩…?


なんだか…



嫌な予感しかしなかった
私
ち、違います…!
私は、咄嗟トッサに嘘をついた
先輩男子
先輩男子
え?違くないよね
先輩男子
先輩男子
ほら
先輩は、スマホで私の写真を見せてきた
先輩男子
先輩男子
いやーさ、
俺の幼馴染が
君にいじめられたって言うからさ
私
知りません…人違いです!
私は慌てて、音楽室を出ようとしたが、
先輩に腕を掴まれてしまった
先輩男子
先輩男子
こら、暴れるな!
私は、必死に抵抗したが、

先輩は私の口元を抑えてきた


息が…



できない…



苦しい…
???
ちょっと、何してるの!?
廊下から女の子の声がしてきた
先輩男子
先輩男子
ちょうどよかった…
君のことも探してたんだ
???
こんなことして…
許されると思ってるの!
???
???
おっと、動くなよ
???
きゃ!
私
(だ…れ…?)



身体の力が抜けていく…


視界が暗くなって…













くろ…す…く…ん…


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