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第4話

同じ班になりました
 私の学校では毎年、校外学習が行われる。

早川 友美
早川 友美
で、なんであんたが同じ班なのよ
黒須 洸
黒須 洸
え、なに?
俺嫌われてる……?
私
班決めの時、
友美、風邪でお休みだったから
タイガ
タイガ
あの……
なんか僕、場違いじゃ
黒須 洸
黒須 洸
いや、お前は俺の唯一の友達だし
タイガ
タイガ
そんな、君の友達なんて
おこがましいよ…
早川 友美
早川 友美
なに? なに?
あんたもしかしてタイガーのこと
脅したんじゃないでしょうね!?
黒須 洸
黒須 洸
お前、俺のことなんだと思ってるんだ
倉持 ケイ
倉持 ケイ
なんだよ、お前ら
そんな仲良しだったのか
 楽しそうにしてるみんなを見て
 なんだか笑いがこみ上げてきた。
私
ふふ
 1人笑った私に気づいたのか黒須くんと目があって近づいてきた。
黒須 洸
黒須 洸
楽しそうだな
私
え?
私
あ、うん。
黒須くんが楽しそうだったから……
黒須 洸
黒須 洸
そっか……
なんか、恥ずい……
先生
先生
お前ら、ここからは自由行動だ
先生
先生
周りの迷惑にならないように
早川 友美
早川 友美
はーい!
倉持 ケイ
倉持 ケイ
どこ行く?
早川 友美
早川 友美
そりゃ、
 「スカイタワー!!」と声が揃った。

 日本一の高さを誇るスカイタワー
 どんな景色が見れるか楽しみだな。
倉持 ケイ
倉持 ケイ
すんげぇえええ
早川 友美
早川 友美
いやぁあああ
私
すごーい。
絶景だね!
タイガ
タイガ
ぼ、僕、高いところは……
ちょっと苦手で
早川 友美
早川 友美
あぁ、腰が抜けて……
足が震える!!
 友美とタイガは張り巡らせされた一面の窓に近づかないようにエレベーターのすぐ手前で固まってしまった。
倉持 ケイ
倉持 ケイ
あんれ??
黒須くん?
黒須 洸
黒須 洸
な、なんだよ
倉持 ケイ
倉持 ケイ
もしかしてびびってる?
黒須 洸
黒須 洸
ん……なわけ!
私
みんな、高いとこ苦手だったの?
私
だったら、他のところでもよかったのに
早川 友美
早川 友美
(あなたが来たがってたから来たのに……ここまで高いとは思わなかった)
倉持 ケイ
倉持 ケイ
いいんだよ、あなたちゃん
倉持 ケイ
倉持 ケイ
高所恐怖症組は置いといて、
俺らと一周して来よ。
倉持 ケイ
倉持 ケイ
行くぞ、黒須
黒須 洸
黒須 洸
ああ
私
で、でも……
友美とタイガくんは?
倉持 ケイ
倉持 ケイ
平気だろ
 私は、クラモッチーこと
 倉持くんと、

 ちょっと気になる黒須くんと

 タワーを一周することになった。


 そういえば……


 倉持くんと黒須くんって
 こんなに仲良しだったんだ。


 学校で話してるのは見かけたことあったけど、ここまで親しげなとこ見たことなかった気がするんだけど……。

女性の声
キャー!!!!
 友美やタイガがいる方から
 女性の悲鳴が聞こえてきた。
私
なに!?
倉持 ケイ
倉持 ケイ
何かあったみたい……
私
みんなの方からだ…
黒須 洸
黒須 洸
2人はここにいて
私
え!? 黒須くん!
危ないよ!!
黒須 洸
黒須 洸
大丈夫
 そう言って微笑む黒須くんは、
 こんな時だって、かっこよかった……。
 

 黒須くんは倉持くんと目を合わせると、
 友美とタイガのいる方へ走って行ってしまった。
 
 大勢の人が逃げてくる──。
 私が今まで経験したこともない、
 恐ろしいことが起きてるんだ……。

 何が起きてるのかわからない恐怖で、
 段々、手足が震えてきた。
私
こわい……
 こわくて震える私とは違って、
 倉持くんは慣れた様子? 
 とても落ち着いてる──。
倉持 ケイ
倉持 ケイ
大丈夫だよ。
黒須がなんとかしてくれる
 ──この2人は一体……?