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第27話

俺の茶番を聞け_病み女に挑む


学校の屋上、

日が沈んだ頃…


クラスメイト女
クラスメイト女
黒須くん…
女は、屋上の鉄格子の外側で
ナイフを持って立っている



制止しようにも、鉄格子が邪魔で
手の出しようがなかった
クラスメイト女
クラスメイト女
私がどうなったって、
君にとってはどうだっていいんでしょ
黒須 洸
黒須 洸
悪いけど…
俺、もう、好きじゃない女の子に優しくするのやめたんだ…
クラスメイト女
クラスメイト女
好きじゃないって何!
黒須 洸
黒須 洸
誤解されるようなことした
俺が間違ってた…
クラスメイト女
クラスメイト女
聞きたくない!!!
黒須くん!
これ…何かわかる?
女は、小さなカギを見せた
クラスメイト女
クラスメイト女
これ、屋上のカギ
クラスメイト女
クラスメイト女
当然カギは内側しか開かないよ
女は、手を伸ばして屋上の外へカギを捨てようとしている
クラスメイト女
クラスメイト女
スマホ出して!
黒須は素直にスマホを出して
足で蹴って女の足元に送った



女は、
黒須のスマホを受け取るや否や


カギとスマホを


屋上の外へ放り投げた
クラスメイト女
クラスメイト女
あはははは!
随分、素直なんだね、
黒須くん!
クラスメイト女
クラスメイト女
そんなにあの女たちが大事?
黒須 洸
黒須 洸
ッ…
女は屋上の縁に座って、足をぶらつかせている
黒須 洸
黒須 洸
危ねえだろ…
クラスメイト女
クラスメイト女
何が?
クラスメイト女
クラスメイト女
別に…死んだっていいよ…
黒須くんと結婚できない人生とか
終わってるもん
黒須 洸
黒須 洸
ッ…
黒須は、息苦しさを感じ始めていた
黒須 洸
黒須 洸
(早いとこ…片付けねぇと)



黒須は、すぅーっと深呼吸をした



黒須 洸
黒須 洸
おい、ミキ!
優しい声音からは想像もつかない
乱暴な言い方
クラスメイト女
クラスメイト女
…!?
ミキは、驚いて振り返った
黒須 洸
黒須 洸
俺は、お前みてぇな
性格ブスな女とは
絶対に付き合わない
黒須 洸
黒須 洸
断れば、死ぬ死ぬ言いやがって
死にてぇなら死ね!
黒須 洸
黒須 洸
俺みたいなやつに
惚れたのが間違いだったな
黒須 洸
黒須 洸
俺は、お前が死んだってなんも思わねえ
黒須 洸
黒須 洸
代わりの女なんて腐るほどいんだよ!



ミキの目からは
大粒の涙がぼたぼたと溢れた





(実は、かなり危ないけだった…)
クラスメイト女
クラスメイト女
ひ…ひどいよ…
王子…騙してたの…?
黒須 洸
黒須 洸
お前はこんな男の為に死ぬのか?
クラスメイト女
クラスメイト女
王子じゃない…
ミキはその場にべたりと泣き崩れた




黒須は、ホッと肩をで下ろした
その時、ガチャと屋上の扉が開いた
黒須 洸
黒須 洸
遅えよ
倉持 ケイ
倉持 ケイ
悪い…下で手こずった
倉持 ケイ
倉持 ケイ
にしても何だ今の茶番…
黒須 洸
黒須 洸
もう、嘘ついて
寄せ付けたくなかったから…
黒須 洸
黒須 洸
悪い…あと頼む
倉持 ケイ
倉持 ケイ
おう!
そう言うなり、黒須は飛び出していった