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第34話

「仲間」だから
276
2021/10/12 16:19
なーくんside
ジェルくんから、今までの話を全部聞いた。
最初、冗談なんじゃないかとも思った。
だけどジェルくんの目には今にも零れ落ちそうな涙が浮かんでいた。
こんなに苦しそうなジェルくんを見るのは…正直言ってはじめてだった。
ジェルくんから聞いた話のおかげで、ひとつの大きな謎が解けた。
不思議な少年、莉犬くん。
初めて会ったのはあの森…だと思ってた。
でも本当は、もっと前に会ってた。仲間だった。
その話を聞いた時、俺の脳内に頭が痛くなるくらい色々な思い出が入ってきた。
それは紛れもなく「莉犬くん」との思い出だった。
ジェルくん
なーくん大丈夫…?
ななもり。
え?あぁ…うんありがとう…!
ジェルくん
本当は今すぐにでも
残り3人の莉犬に対しての記憶を思い出させたいんやけど
さっきのなーくんみたいに頭に負担がかかって危ないから…
ジェルくん
ほんまはなーくんにも言わんつもりやった
ジェルくん
何かあってからじゃ遅いから
ジェルくん
なーくんの凄さが改めてわかった…笑
ななもり。
リーダーたるもの、仲間の苦しみを分け合いっこするのは当たり前でしょ?
ななもり。
だからジェルくん…
ななもり。
1人で抱え込もうとしないでね
ジェルくん
うん。
これは俺の単なる予想だけど、ころちゃんはもう記憶を取り戻してると思う
あの時倒れたのは、おそらくそれが原因だろうな。










































主通ります

ちょっと話わかりにくいと思うけど
莉犬くんとの記憶あるのはなーくんの言う通り
ころんくんも入ってます!
それと…話の方向性がぐちゃぐちゃになってるのは許してください…
すみません…┏○┓

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