翔んで籠って籠られて【ポケスペ】【XY編】
※タイトルは「とんでこもってまもられて」と読みます。
夢主ちゃんが割とトンデモ設定。
更新遅い。
エックス落ち。
恋愛要素あり。
夢主の過去が悲惨。
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わたしには、幼なじみがいる。
名前はエックス。明るい男の子だ。
エックスはある日、カロス地方のアサメタウンという遠い所まで引っ越していってしまった。
明るい少年エックスはわたしの心の支えだった。
私の親はろくでもない人間だった。
母は、キャバクラ勤めで、ホストに狂い、何かあると私を引っ掻いて、引きずり回して、家の柱に何度も何度も打ち付ける。
父は母が相手をしてくれないからと、私の体を無理やり暴いて、嫌がれば私は殴られる。
ストレスからなのか、生まれつき灰色だった私の髪は少しづつ白っぽくなっていった。
私の目は変だった。視力になんら問題はないけれど、暗闇でぼんやり光るのだ。ある時間になると、光が少し強くなる。
この性質から周りの男の子達から気味悪がられて、幼い頃から大切にしていたポケモンは勝負に負けた時に、命を奪われてしまった。
上記の経験から、私は周りの人間……特に大人の男性にいっとう恐怖を抱くようになっていた。
ある時、私は逃げる決心をした。
数日間の食料、衣服を持って、カロス地方まで。
何とかカロス地方、アサメタウンまで走ってたどり着く。
痛む足、歪む目の前、足がもつれて転んでしまった。意識が遠のいていくのが分かる。
このまましんじゃうのかな……?
死ぬ前に、エックスに会いたいな……
__________________……
ー 927文字
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