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第28話

だい。にじゅうわ
エイジ
エイジ
はーい。じゃあ行くよ〜。
と彼は急かすように私を立たせた。
あなた

え?本当に行くんですか?

エイジ
エイジ
当たり前じゃん。ほら。背中に乗れよ。
多分、背中に乗れるようにしてくれているのだろう。……わからないけど。
エイジ
エイジ
そのまま寄っかかればいいからさ。ほら。乗ってみ?
断れば2度とこのチャンスはないし、またあの生活に戻る。
でも…。この人…。なんか怖い。どうしよ…。



































別にいいや。帰るところなんて私にはない。
私は素直に彼の背中に寄っかかった。
エイジ
エイジ
お?素直でいい子。悪くないじゃん。
エイジ
エイジ
じゃあ、行くか。
彼は私を背中でしょって歩き始めた。
あなた

家って…。どこにあるんですか?

エイジ
エイジ
ああ。俺らの家はさ。一戸建てで、俺の仕事仲間たちと暮らす……。
まあ、シェアハウスと言ったところだと思ってくれればいいや。
あなた

シェアハウス…。確かお姉ちゃんが留学で行ってた…。

エイジ
エイジ
ん?お前、姉妹がいるのか?
あなた

はい…。まあ、「いた」と…。言うべきでしょうか…。

あまり言われたくない事だったので、適当に返してしまった。だが、彼は……。
エイジ
エイジ
悪かった。言いたくなかったんだよな?あそこにいたのも聞かれたくない事だった。
そうだろ?
私は静かに頷く。いきなり優しくなった……?
エイジ
エイジ
ごめんな。
あなた

いいえ…。もう過去のことなので…。

こんなに優しい彼。この人だったら…。
あなた

落ち着いたら…。話しますよ。…あなたなら…。

エイジ
エイジ
……わかった。俺も今悪いことしてるようなもんだもんな。
あなた

え?…これはあなたが…。

と私は聞き返した。すると、彼は考えてこう言った。
エイジ
エイジ
なんとなく…。なんとなくだぞ?お前が今置かれているその立場?って言った方がいいのかな…。
わかるんだよ。俺には。絡まれていた時も、俺はお前を見て…。なんとなく思った。



















































こいつ居場所がないって。
あなた

わかってたんですか…。最初から…。

エイジ
エイジ
直感ってやつだったけどな。だから、俺はお前を助けて、家に連れて行こうとしたわけ。
彼には隠し事なんてできない…。そう思った自分がいた。
























なんだろう。











































彼の顔が見たい。そう思った自分がいた。