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第44話

だい。さんじゅうにわ
し〜んと寝静まったシェアハウス。誰も起きているものはいない………………はずだったが。
あなた

ん……。

私あなたは目覚めてしまっていたのだ。
あなた

今何時だろう……。

よくわからないが、余裕で深夜だろう。
あなた

……なぜ私は起きたんだろう…。

私は布団を口元まで持って、ムッと考える。
あなた

ここに来てから、なんか……。調子が狂っているような気がする………。なんでだろう…。

そんなこと、私の人生で一回も思ったことはないのに。………なんでだろう。不思議に思っちゃう。
あなた

変なの。

思わず、私はクスリと笑ってしまった。慌てて、口を閉じる。
あなた

エイジが寝ているんだった…。気をつけないと…。

彼が寝ているかは定かではなかったが、彼は疲れているはず。寝ているに決まってる。





















そう思った矢先。


























ツンと頬を刺された。
なんだよ。起きてるんかよ。
あなた

………!嘘///起きてたの……///

エイジ
エイジ
なんだか……目が覚めちゃってな……。
ふわ〜っとあくびをするエイジの声が漏れてくる。
エイジ
エイジ
なんでお前が起きてるんだ?
あなた

私も………わからないです…。

その様子を見たエイジは私にこう持ちかけてきた。
エイジ
エイジ
少し話そ。
あなた

はい…。

外からは風の音が打ち付けてくる音がする。……少し怖いな…。
エイジ
エイジ
そういえば。あなたに一個思ったことがあったんだけど、聞いていい?
あなた

いいですよ。

エイジ
エイジ
………その敬語気になるんだけど。
あなた

敬語……ですか。

私の脳裏にあの人とあの言葉が浮かぶ。
りょう
りょう
俺にそんなこと言っていいのかなぁ……?あなた……?
りょう
りょう
そうそう。あなたはいい子だなぁ……。
とクシャクシャと私の頭を撫でるりょうの顔。貴重なものを触るように……。撫でるように私に触れたあの手……。
あなた

け、敬語は!ひ、必要ですっ!

エイジ
エイジ
……なんか動揺してるような気がするけど?
あなた

な、なんでもないです!

エイジ
エイジ
本当?
エイジはそのまま私の方へゆっくりと近づいてくる。
エイジ
エイジ
本当に何もないの?あなた?
近い……。私の顔の目の前にエイジの顔がある……。
あなた

何もないですよ…。

すると、私の耳の前にかかっていた髪の毛をさっと指で払いのけると、そのまま口元を私の耳へと近づけた。
エイジ
エイジ
りょうくんじゃない?
あなた

なっ………!

あのクシャって笑った顔。大きな手で私を撫でてくれた…。
あなた

ち、違うから!

エイジ
エイジ
やっと敬語がなくなった。
あなた

え?

エイジ
エイジ
さっきのはあなたの敬語をなくすために言ってたこと。…気にしないで。
あなた

う、うん。

エイジ
エイジ
敬語使わない方が絶対いいよ。
あなた

本当?

エイジ
エイジ
俺は少なくてもそう思うよ。
あなた

でも……。皆さんに対して…なんと言えばいいのか…。

エイジ
エイジ
みんながそんなに怖そうに見える?
あなた

……いえ。

エイジ
エイジ
じゃあ、敬語使わないくていいじゃん!……そっちの方が………その……。
あなた

なに?

モゴモゴしていて気になってしまった。
エイジ
エイジ
……その…。新鮮さがあって……………可愛いと思う…。
あなた

……あ…ありがとう。

お互い照れ臭そうに言ったが、今私はどんな顔をしているんだろう…。恥ずかしい……!
エイジ
エイジ
も、もう俺は寝る!
あなた

わ、私もっ!

2人はそそくさと布団の中に潜ってそのまま眠った。
エイジ
エイジ
(気にしないでか………。俺は無視できないことだけどな…………。)