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第66話

だい。ごじゅうさんわ
あなた

……ん

私が目を開けると、りょうの部屋にいた。
変わらない風景。先ほどのことが夢だということがわかる。
あなた

夢……か。

ふぅ〜と息をつく。
すると、私は誰かの腕がお腹に回っていることに気づいた。
あなた

え?

あなた

(誰……?)

私はそっと手に触れてみると、
りょう
りょう
………ん…?
耳元でりょうの声が聞こえてきた。
そうか、この手はりょうの手か。
あなた

りょう……

あなた

りょう……?

りょう
りょう
………
彼は私を抱きしめたまま、寝てしまっているみたいだ。
あなた

りょう……

あなた

あなたは私を応援してくれた………

私はお腹に回っている彼の手をギュッと握りしめる。
あなた

私を変えてくれるのは、みんなだけだった。

あなた

私を信じてくれて……

自然と涙が出る。
でも、私は言葉を続ける。
あなた

私は信頼されなかった。
血が繋がっているお父様も…………

あなた

そのせいで、お姉さまは亡くなった……

あなた

でも、クヨクヨしてられない。

あなた

私はもう過去のことは振り返らない。
私は………今を生きる。

あなた

私はあなたたちを信じる………。

私はそっと彼の方を向き、抱きついた。
彼の腕の中にいれば、何も悪いことは起きない。
私はもう一度、眠りについた。



























私が眠りについた頃。
りょう
りょう
………なぁに、可愛いこと言ってるんだか……
りょう
りょう
俺の気持ちには……気づいてくれないのか。
なんとも言えない表情を浮かばせながら、りょうはそっとあなたの顔を見つめていた。