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第50話

だい。さんじゅうはちわ
りょう
りょう
………ごめん。
りょうはいきなり私から手を離す。
りょう
りょう
……俺がおかしいのかな。
あなた

いや……。その…。

言いたいことがあるけどうまく口が動かない。
りょう
りょう
なんでかな。あなたのことを……
りょう
りょう
愛おしく思えた。
りょうは照れていることを隠しながら、笑っているように思えた。
あなた

……おかしくなんかないよ。

りょう
りょう
え?
りょうの話を聞いたらいきなり口が開いた。何を言いたいかはわからないのに。
あなた

私も……

初めて思った感情。初めて……人の心に触れた。
あなた

そう思った。

そんな深い考えじゃない。りょうを気にして発言しているわけじゃない。
あなた

おかしいのは私もだよ。

りょう
りょう
……じゃあ、俺とあなたはおかしいってこと?
あなた

そう。お互いにね。

すると、りょうがふふっと笑みをこぼした。
あなた

なんで笑うの!

りょう
りょう
決まってるじゃんか。
どうせ、馬鹿にされるに決まってる…。


































でも、聞こえてきたのは違かった。
りょう
りょう
俺とあなたが一緒ってこと。
あなた

……?

りょう
りょう
俺とあなたの繋がりができたってこと。
りょう
りょう
嬉しいよ。
嬉しい……。久しぶりに聞いた言葉だな。



















前に言ったのはお姉ちゃんがいた時だった。



















嬉しいって久しぶりに言われたな。
あなた

あ、ありがとう。

りょう
りょう
お礼を言うのはこっちだよ。
と笑うりょう。……………バカにされてるのかな。






















なんて思ってると、聞き覚えのある声が聞こえた。
りょうくん〜!あなたちゃん〜!
りょう
りょう
……もう〜びっくりしたなぁ。
シルクロード
シルクロード
ビックリしたのはこっちだよ!ランニングしてたらいるんだもん。
あなた

(シルクだったのかぁ……。)

私はそっと胸をなでおろす。
シルクロード
シルクロード
それでさ。
シルクロード
シルクロード
何してたの?
いきなり発言がきつくなるシルク。………いつもと違う。
りょう
りょう
…………内緒。
シルクロード
シルクロード
なんで?
りょうとシルクの周りの空気がピリピリしているのを感じる。……隠さなくてもいいのに。
あなた

実h………

実は、と言いかけた時。りょうの手のひらが私の口をふさぐ。
りょう
りょう
あなたと内緒にしよって決めたから。
りょう
りょう
ね?あなた。
あなた

う、うん。

ドキマギしながらそう答える。凄い勢いで心臓から血が全身に流れて行くのを感じる。
シルクロード
シルクロード
……そう。
りょう
りょう
じゃあ、俺たちは帰ってるわ。まだ走ってるでしょ?
シルクロード
シルクロード
いや。
シルクロード
シルクロード
編集残ってるから帰るわ。一緒に帰るわ。
なんとなく、シルクが元気なさそうに答えたように聞こえた。なんでだろう。






























こうして、高身長の彼との仲は深まった。