無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第46話

だい。さんじゅうよんわ
りょう
りょう
ねぇ。あなた。
あなた

…………?

突然私の名を呼ばれる。私が不思議そうな顔をすると
りょう
りょう
あなたは俺のこと嫌?
あなた

それは………。

私が少し口ごもっていると
りょう
りょう
なんか……俺に対して感情の起伏が激しいと思ってて……。
あなた

え?

りょう
りょう
………昨日のこと引きずってたりする?
思い出しただけで頭がパンクしそう。早く忘れようと思っていたのに……。
あなた

(あの温かい気持ちは忘れられない………な。)

私はコクっと頷く。
りょう
りょう
………だから……。俺には冷たいの?
あなた

そ、それは違うの!

あなた

私が……私が男の人に対して……そんな体質がないせいで……。

りょう
りょう
そうなの?
あなた

私………………実は……

真実を話そうとした時。彼は私の言葉を遮った。
りょう
りょう
言わなくていいよ。
りょう
りょう
言いたくないことでしょ?
あなた

…………………なんで?

私の気持ちが見透かされたのかな。………だが、彼の言葉は私の的を外していた。
りょう
りょう
だって、あなたが泣いてるんだもん。
私は慌てて、自分の目へと手を持っていく。すると、大粒の水が溢れていた。
あなた

ご、ごめん……。

私は慌てて目をこする。
あなた

今すぐ止めるから………

りょう
りょう
泣きたいことだってあるよ。気にしないで。
あなた

私が……悪いの。ここにきてから、心の整理がついてなくて……。

これは事実だった。あの地獄のような生活から抜け出したのに。この……モヤモヤとする気持ちが晴れないのだから。
りょう
りょう
…………………
りょうは少し考えて、私の手を取る。そして、しっかりと自分の手を握らせる。
あなた

りょう?

りょう
りょう
ちょっと出かけよ。誰も起きてないから!
りょうはそのまま私の手を取り、外へと飛び出していった。