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第31話

だい。にじゅうさんわ
エイジ
エイジ
ただいま〜
私はそらに手を引かれ、そのままリビングへと突入。
そらちぃ
そらちぃ
今戻りましたぁ!
あなた

お邪魔します…。

言ってもしょうがなかったかもしれないが、一応挨拶。どんな雰囲気の家なのかとても気になるところだが…。
すると、こちらに誰か向かって歩いてきた。
りょう
りょう
おかえり。遅かったじゃん。
低く、大きなボイスが部屋を包む。
エイジ
エイジ
遅くなっちゃったんすよ。野暮用で。
りょう
りょう
もしかしてさ。その野暮用って…。
りょう
りょう
この子のこと?
絶対私のことだ。声もなんか…。怒っているような声。
りょう
りょう
リスナー?ファン?
エイジ
エイジ
違います。
りょう
りょう
知り合いの子?いとこ?
エイジ
エイジ
違います。
りょう
りょう
まあ、とにかく知らない子をなんで連れてきたんだ?エイジ?
エイジ
エイジ
事情があるんです。
りょう
りょう
へぇ〜。俺が納得いくような理由かな?
喧嘩になりそう。……私のせいで。私が…。あんなにエイジに話したから…。
なんだ?どうした?
少し明るめの声。その声の主は私たちの方に近づいてくる。
りょう
りょう
シルク。エイジが…。
シルクロード
シルクロード
どうした…って誰?
りょう
りょう
勝手に連れてきた。
シルクロード
シルクロード
リスナーとかではないのかな?
りょう
りょう
全然違う。血も繋がってなくて、事情があってきたらしい。どうする?
シルクロード
シルクロード
……………。
すると、突然口を開いたエイジ。
エイジ
エイジ
そいつ…。あなたって言うんですよ。帰るところがないって…。
エイジ
エイジ
俺…。助けたいって思ったんですよ。…1ミリも思ったことがなかったのに。
あなた

エイジ…。

エイジ
エイジ
あなたを連れてきたことを怒るのなら、俺を怒ってください。
あなた

エイジ…。もういいよ…。

エイジ
エイジ
お願いです。あなたの話だけでも聞いてあげてください。
ふわっと私の前で風が舞う。エイジが頭を下げたんだ。エイジがあんなことを思ってくれていて、嬉しかった。
シルクロード
シルクロード
……。
シルクロード
シルクロード
いいよ!座りな。そこに立ってるのもあれだからさ。
あなた

え…?

シルクロード
シルクロード
あなたちゃん…だっけ?いいよ。
あなた

本当に…本当にいいんですか…?

りょう
りょう
シルク。本当にいいの?
シルクロード
シルクロード
帰るところがない…。なんて、まるで俺たちの元で暮らせって言っているようなもんじゃん。
りょう。いいだろ?
りょう
りょう
まあ…。俺はいいんだけど…。みんなが…その…嫌かなって思ってて…。
シルクロード
シルクロード
大歓迎だろ!
りょう
りょう
……だよね…。ごめんね…。あなたちゃん。俺…。勘違いしてたみたい…。
強く当たってごめんね。
あなた

いえいえ…。とんでもないです…。

彼は今どこにいるのかわかっておらず、またやってしまった。
そらちぃ
そらちぃ
なんで俺に言ってるの?りょうはあっち。
そらは私をりょうさんの元へと向けてくれた。
あなた

ありがとう…。そら…。

りょう
りょう
ん?待って?もしかして…。あなたちゃんの目って…。
エイジ
エイジ
そういうことです。
シルクロード
シルクロード
ごめんね。俺…。気遣ってあげられなかった。
あなた

大丈夫ですよ。

シルクロード
シルクロード
まあ、とにかく一旦座って話を聞こう。な。りょう。
りょう
りょう
そうだね…。