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第69話

だい。ごじゅういちわ
モトキは固く決意した後、あなたを起こそうと体を揺すった。
モトキ
モトキ
あなたちゃん……?あなたちゃん……!
あなた

……だ、誰!?

私はいきなり体を揺すられて、誰かと驚きながら私は目を覚ました。
モトキ
モトキ
俺だよ。モトキ。
モトキ
モトキ
いきなり起こしてごめんね…?
あなた

い、いえ……。びっくりしちゃって…。こちらこそすみません…。

私はぺこりと頭を下げる。
そして、頭を上げようとした時もっきゅんが私を制した。
モトキ
モトキ
あ〜!ちょっとストップ!
あなた

え…?

私はもっきゅんの言う通りに、体の動きを止めた。
モトキ
モトキ
それ以上頭をあげたら、りょうくんに当たるよ!
あなた

りょ、りょう……?

私は眠る前の記憶を蘇らせる。
……あれ?そういえば…彼の腕の中に入って寝てた……?
よく考えると、私のお腹に何かが回されている。
あなた

あれ…これって?

私が両手でそっと触れると、大きな手と思われるものに触れた。
あなた

手………?ということは……?

モトキ
モトキ
うん。あなたちゃんの後ろにいるね。
あなた

ど、どうしよう……!

私は驚いてどうすればいいのか焦る。
すると、もっきゅんは私のお腹に腕を回した。
あなた

も、もっきゅん〜……!?

モトキ
モトキ
いいから。あなたちゃんは俺の腕で暴れないで………!
もっきゅんはするっと、りょうの腕の中から私をすくい上げた。
あなた

ちょっと…!怖いよ…!

目が見えない私にはすごく怖かった。
でも、もっきゅんはそっと耳元で囁いてくれた。
モトキ
モトキ
大丈夫。大丈夫。もう下ろすよ……。
彼はそっと私を床へとおろしてくれた。
あなた

……うわぁ……。

張り詰めていた神経が切れそうだった。
すると、そんなに面白かったのかもっきゅんがふっと笑みをこぼした。
モトキ
モトキ
持ち上げた時のあなたちゃん可愛かった。
あなた

可愛い……わけないです///

モトキ
モトキ
言ってる割には顔が真っ赤だけどね〜
彼はプニプニとほっぺを触ってきた。
あなた

も〜う……

モトキ
モトキ
あ!そうだ!
モトキ
モトキ
ご飯ができたけど食べる?
あなた

いただきます。

モトキ
モトキ
わかった〜!
すると、もっきゅんはもう一度私を抱き上げた。
あなた

え、え、ええ!?もっきゅん……!?

モトキ
モトキ
あなたちゃん。じっとしてないと落ちるよ。
俺の首に掴まってて。
私は怖さには背を変えられず、もっきゅんの首に手を回した。
あなた

お願いします………。

モトキ
モトキ
は〜い。
もっきゅんはそのまま私をリビングへと連れていった。
りょう
りょう
…………
その頃部屋に「寝たふり」をしていたりょうはこっそりと片目を開け、人がいないのを確認して両目を開けた。
りょう
りょう
あ〜あ…。あなた取られちゃった。
すくっと立ち上がり、う〜んと伸びをする。
りょう
りょう
よく寝たな…。
りょうは両手の手のひらをじぃ〜っと見る。
彼はあなたを抱きしめた時の暖かさ……柔らかさ……の全てを思い出していた。
りょう
りょう
あなた…………。
りょう
りょう
俺は誰にもあなたのことを譲らない。
りょうは決意を固めた目で天井を見つめた。
りょう
りょう
あなたは俺のものだ。