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私が、発したその言葉に、
って、分かりやすく悲しそうに言ったジョングク。
……、これでいいんだ。
いつか、ジョングクはその気持ちを忘れて、次の女の所に行く。
それでいい。
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作業が終わるまで私たちはずっと沈黙だった。
作業が終わった後、ジョングクはいつも通りに戻ってた。
……やだ。
ジョングクの…告白…、に動揺してる自分が。
それに、、これ以上ジョングクといたら、気持ち事全部ジョングクのものにされそう……
……なんて、言えるはずもないから、
って、その場しのぎの嘘をついて教室を出た。
……ジョングク、追って来ない。
いいんだけどね、別に。
きっと明日になったらこんな気持ち忘れる…
だから、はやく明日になって……、
なんて…願ってもはやく来るはずもなく、
__________ ドンッ
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。