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第31話

# 22 大切なんだよ
ポッキー くん
ポッキー くん
なにしてるのって …














.




ポッキー くん
ポッキー くん
あなたのスマートフォンチェックしてるだけだよ ? ( ニコッ




… 目 、 笑ってない … 。











スマートフォンのロック画面も メッセージアプリも パスワード掛けてるのに 、 どうしてポッキーくんが 開けてるの ?



ポッキー くん
ポッキー くん
あ 、 なんで パスワード 開けたんだろうとか思ってる ?







.








ポッキー くん
ポッキー くん
 いつもあなたがスマホいじる時に指先みてて なんとなくこれかな って ( ニッコリ
あなた

け、 けど !! 彼女のスマホだからって 勝手に____

ポッキー くん
ポッキー くん
あなた、この男とよく連絡とってるんだね 。

僕 、 嫉妬しちゃうなぁ …


ポッキーくん 全然話聞いてくれない …ッ
ポッキー くん
ポッキー くん
一緒にご飯作る約束もしちゃって






.





ポッキー くん
ポッキー くん
あなた 、 〝  トミーさん 〟とどういう関係なの ?
あなた

シェアハウスで会った 優しい人 …ただそれだけ …ッ

ポッキー くん
ポッキー くん
あ 、 そういえば…トミーさんがあのコート貸してくれたんだっけ?
あなた

そ、そうだけど …

ポッキー くん
ポッキー くん
…明日
あなた

なんか…言った?

ポッキー くん
ポッキー くん
明日女友達とシェアハウス行って返してこい 。
後、俺から電話が来たら絶対出ろ 分かったか



また怖い…怖いよポッキーくん 。




「 私だって他の男の人と連絡とったっていいじゃん 」 そう言いたい 。 そう言えたらどんなに楽か 、 けどポッキーくんの遠回しに苛立ちを感じさせる低い声 、 私の心臓を今すぐにでも止めてしまいそうな目 。








〝 今のポッキーくんには 〟言えない 。

あなた

う…うん____



私はポッキーくんをこれ以上怒らせないために頷くしかなかった 。





その時







パシン !!




と音がなり 、 それと同時に私の頬に痛みを感じた









え? ポッキーくん今…私にビンタした … ?






本当にポッキーくんどうしちゃったの? やだ、やだやだやだやだやだやだ。 怖いよ、怖い 。 何されるかわかんない








ポッキー くん
ポッキー くん
うんじゃなくて はい だろ
あなた

………はい










その時またポッキーくんの手が近づいてきた






「 怖い 」と思ったその瞬間



震えている私の体をポッキーくんが暖かく、優しく包む



ポッキー くん
ポッキー くん
ビンタしてごめんね … 悪気はなかったんだ …

本当にごめんなさい 。
あなたの事が大切で___
あなた

















ううん 。 ポッキーくんは悪くないよ




さっきのポッキーくんに対する恐怖心が嘘のように消え 、 私はポッキーくんの頭を優しく撫でていた


ポッキー くん
ポッキー くん
ごめんね … ほんとうにごめんね …
あなた

大丈夫だよ 。 大丈夫 。 明日必ず返しにいくから 。







あぁきっと 、それ程私の事を想ってくれてるんだよね 。













私 、 ポッキーくんに愛されてるんだよね 。








ポッキーくん 、私 幸せだよ 。










私もポッキーくんを優しく包み込んだ 。












そしてお互いの体温を感じながら眠りについた