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第52話

#39 P.Sweets 【終】







____ その出来事から2年後 ________


あなた

ねぇ、あのわたあめ屋さん行こうよ!



.




???
嫌だよー


.

あなた

いいじゃん!トミーくん!


.












トミー さん
トミー さん
えーベタベタするじゃん


.

トミー さん
トミー さん
けど美味しそうだからやっぱ食べたい…
あなた

でしょ!

あなた

ほら、行こ!











ポッキーくんと別れてから1年間、別れたのにも関わらず私はポッキーくんから離れられずにいた。




毎日の電話、愛のこもったメール・・・。


何度もポッキーくんからの愛にこたえようとしてしまう私を止めてくれるのはいつも



いつも トミーくん だった。







そして、まだポッキーくんの愛が消えない日、 トミーくんが私に告白をしてきた。



ポッキーくんの事をまだ忘れられない私を気遣って






「 ゆっくりでもポッキーくんの事が忘れられなくても大丈夫。俺はずっとそばに居るから_. 」


と言ってハグをしてくれた
                _________











「 ああ、 私はこんな人と早く出会うべきだった 」


私は心の底からそう思った。











トミーくんから付き合ってから1年、


心の傷も体の傷も消えないけれど段々とポッキーくんへの愛が薄れてきた。










トミー さん
トミー さん
じゃあ俺、わたあめ並んでくるからここのベンチで待ってて!
あなた

ありがとう








トミーくんが小走りでわたあめの列に並ぶ。









ああ
















トミーくんと出会ってよかっ________














???
ねぇ



肩を叩かれたような気がして反射的に振り返った












???
やっぱり!!あなただ!( ニコッ

















この声も笑顔も顔も……知ってる…。






あなた

ポッキー…くん…?








頭の中でトミーくんとの思い出が潰され、ポッキーくんとの思い出で頭がいっぱいになる。



やめて。あの時の私にしないで_ 。










ポッキー くん
ポッキー くん
あなたさ、電話番号もメールアドレスも変えちゃったからびっくりしちゃった…笑
あなた

ご、ごめんね…

ポッキー くん
ポッキー くん
全然大丈夫だよ




少しの無言の後、突然ポッキーくんが喋り始めた。





ポッキー くん
ポッキー くん
あっ!僕もう行かないと間に合わないから行くね。 これ、僕の電話番号だから
あなた

ありが__

ポッキー くん
ポッキー くん
いつまでも待ってるからね



.


ポッキー くん
ポッキー くん
じゃあまたね( ニコッ
あなた

う、­­うん









怖かった。 昔の自分に戻りそうで_
またポッキーくんの事を求めてしまいそうで___







.
トミー さん
トミー さん
買ってきたよー!
あなた

ありがとう

トミー さん
トミー さん
( なんか元気…ない…?)









________________________






ポッキーくん、私に見せる貴方は本当の貴方自身なの?




私は貴方が怖い。
あなたを思い出すだけで一生抜けられない沼のようにドロドロと貴方のことだけで貴方がいっぱいになる。











ポッキーくん………



私の前では仮面を被らないで__ 。







ありのままの、本当の貴方でいて__。
















そんな考えも妄想もわたあめで甘く甘く溶かされる。























いっそポッキーくんの事も傷も
わたあめみたいに溶かせたらいいのにな__ 。



























________________________



「 本当の貴方は 」

〜 NO story 〜 完結




🦐 ここまで応援してくださり 、
ありがとうございました。 🦐

ここまで来れたのも貴方のおかげです。
心の底から感謝致します。









次から更新される話は YESと答えた物語になります!!