ポッキーくんに 彼女の証 をつけられた夜 、 嬉しさと恥ずかしさのあまり
私は部屋に入ってからすぐ眠ってしまった
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ピピピ ・・・ ピピピ ・・・
無機質な音がまた私を起こさせる
あ … そうだ 。 昨日すぐ寝ちゃったからお風呂入んなきゃ 。
私が歯を磨こうと洗面台にたって鏡をみた時
こ、これが ポッキーさんの言ってた 彼女の証 ?
私はお風呂から出たあとバックの中から 絆創膏 を取り出し 彼女の証 を隠した
それからしばらくして
ピンポーン
と 玄関の呼び出し音が鳴った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。