こいつは小さい頃から仲の良い幼馴染みの櫻井奈那。
親同士仲良くてずーっと一緒に遊んできた。
まぁ、腐れ縁ってやつや。
こいつだけは俺の秘密知ってる。
こいつだけは俺のことを笑わんかった。
だから奈那だけを信用してる。
やっぱり。
分かってくれる。
実は出会った時に奈那に一目惚れしていまだに片思い中。
いつかは付き合えたらええな、と思ってたけどそう簡単にはいかんみたいやな。
こいつにとうとう彼氏出来たらしい。
それも最近。
最悪すぎ。
まぁ後悔してもおそいんやけどな。
俺はこいつ以上可愛いやつにおーたことない。
まぁ恋の錯覚ってやつやな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。