第7話

EPISODE7
24
2018/01/25 12:55
結局奈那は行ってしまった。
俺は1人で虚しくなったからのコンビニに向かった。
永和
はー。
はよ俺のモノになれや…
歩いている途中心の声が漏れたみたいだ。
??
ねぇ
永和
うわぁっ!!
びびった〜
永和
てか誰?
あなた

私はあなた。
あなたって呼んで。

永和
え?
あなたって呼べって言われても…
あなた

名前を言いなさいよ。

永和
あ、あぁごめん。
おれは夕…
あなた

名字はいらない。
私に名字はないの。
名前を聞いてるのよ。

永和
永和。
永和くんってよ…
あなた

そう。
永和ね。分かったわ。

永和
ちょ…
あなた

なに?

永和
いや。
謎だった。

名字がない?

まずおかしい。

俺は戸惑ってしまったが、あなたとか言うやつはなんだか謎の笑みを浮かべていた。
それを見て俺は…思わず見とれてしまった。
これが一目惚れって言うんかなぁ
あなた

なによ。ジロジロ見て。

永和
いや別に。
あなた

そんなことより。
さっきの俺のモノになれって、何?

顔は可愛いけどズカズカくるなぁ。
これが第一印象。
永和
え?
あぁ、あれは普通に…うん。
あなた

普通にって何よ。
それよりお腹すいたわ。
甘いものが食べたい。

永和
なんだよ。わがままやなぁ。
俺コンビニいって帰んねんけど。
あなた

コンビニか…まぁいいわ。
早く行こう。

永和
は?
謎の女は一体何者なんだ。

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