あなたは何も言わず、黒崎の後について家へ戻った。
二人は当たり前のように暖かい言葉を交わした。
流石に黒崎の隣は嫌で一階の角の部屋にした。
あなたは何もない部屋に入り、大きなため息をした。
ノックがしてドアを開けた。
ドレッド男は布団と折り畳み式のローテーブルを無理に抱えながら微笑んだ。
あなたは面倒くさそうに言った。
隼人は少しふて腐れながら部屋を出ていった。
隼人はリビングに戻り、黒崎にあなたの名前を伝えた
黒崎は小さく呟いた。
次の日
18:32
隼人は買い物に出かけていて二人きりだった。
すると、急にあなたが出かけようといていた。
黒崎があなたの腕をつかんだ。
あなたのカバンが落ち、中の荷物が玄関に散らかった。
すると、
あなたは部屋に戻ってしまった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。