第2話

#2 売春
49
2019/04/01 05:26
黒崎
出てくの?まぁいいけど。
あなたは何も言わず、黒崎の後について家へ戻った。
隼人
おかえり
黒崎
ただいま
二人は当たり前のように暖かい言葉を交わした。
you
てか、私の部屋は?
黒崎
右曲がって突き当たりか、二階。俺の隣。
流石に黒崎の隣は嫌で一階の角の部屋にした。
あなたは何もない部屋に入り、大きなため息をした。
you
ん?
ノックがしてドアを開けた。
隼人
布団と机くらいいるでしょ?どっちも君にあげるから
ドレッド男は布団と折り畳み式のローテーブルを無理に抱えながら微笑んだ。
隼人
あ、そういえば名前は?
you
佐々木あなた。15歳。O型のやぎ座。これで満足?
あなたは面倒くさそうに言った。
隼人
なんて呼べばいい?
you
ご自由に。
隼人
じゃああなた!呼び捨てな!
you
決まったらさっさと出てって。
隼人
あ、俺は田辺隼人。で、あいつは黒崎柊羽。
you
さっき聞いた。
隼人
あ、そっか。じゃあお邪魔しました。
隼人は少しふて腐れながら部屋を出ていった。
隼人はリビングに戻り、黒崎にあなたの名前を伝えた
黒崎
あなたねぇ。正反対の性格だけど。
黒崎は小さく呟いた。
隼人
てか、柊羽どうすんの?
黒崎
何が?
隼人
あなたのこと。このまま家においといたらマジで誘拐になるらしいよ。
黒崎
分かってるよ。でも、あなたをあの精神状態のまま見捨てることは、俺には出来ない。
隼人
でも、、
黒崎
責任は俺がとる。もし捕まりそうになったら、お前は逃げろ。
隼人
柊羽はどうしてあの子を家においたの?
黒崎
あいつには、きっと、大切な人がいるから、
隼人
分かった。でも、捕まるときは俺も一緒に捕まる。一緒に住むんだったらそのくらいの覚悟であの子といたい。
黒崎
隼人、
隼人
ん?
黒崎
ありがと
隼人
おう



次の日
18:32


隼人は買い物に出かけていて二人きりだった。


すると、急にあなたが出かけようといていた。
黒崎
え、お前どこ行くの?
you
歌舞伎町
黒崎
え、歌舞伎町?!何しに?
you
仕事
黒崎
え、仕事って?
you
なんでもいいでしょ。
黒崎
え、ちょっと待てよ、
黒崎があなたの腕をつかんだ。
you
離して、、
黒崎
待てよ
you
ねぇ、離して!!
黒崎
え、
あなたのカバンが落ち、中の荷物が玄関に散らかった。
黒崎
え、なにこれ
黒崎
ピル、、?(避妊薬)
you
、、、
黒崎
お前の仕事って、、
you
売春、、、してる、。
黒崎
え、、マジかよ、、
すると、
隼人
ただいま~!え、どうした、、?
あなたは部屋に戻ってしまった。
黒崎
あ、おい!
隼人
え、
隼人
どうゆうこと、、
黒崎
あいつ、売春、してた、、。
隼人
え、、

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