第42話

壁ドン教室.
3,047
2019/09/29 13:24




GENERATIONS 楽屋.



亜嵐「ねぇ〜あなた〜」


あなた「ん.」


亜嵐「最近さ〜壁ドンの練習頑張ってるんだけどさ〜」


あなた「なんで壁ドンなんかしてんの.」


亜嵐「ちょっとね.」


あなた「あっ……そう.」


亜嵐「それでそれで、なんか上手くいかなくてさ〜」


玲於「ちょ、なんか嫌な予感するんだけど.」


隼「俺もするわ.」


亜嵐「壁ドンの練習付き合ってくんない?」


玲於 隼「だめだめだめだめだめだめ.」


あなた「いいよ.」


玲於 隼「いや、だめだめだめだめだめ.」


亜嵐「じゃあ来て〜」


あなた「ん.」


亜嵐「(ドンッ)」


涼太「何してんの亜嵐くんw」


隼「壁ドンの練習してるらしいっす.」


龍友「何してんねんあいつ.」


涼太「壁ドンの練習してるんだって.」


玲於「なんかあなた照れてなくね?」


隼「確かに言われてみれば……」


亜嵐「(ドンッ)こう?」


あなた「違う.」


亜嵐「(ドンッ)こうか!」


あなた「違う.」


涼太「なんかスパルタじゃない……?」


亜嵐「(ドンッ)じゃあこう?」


あなた「違う.」




あなたside.


亜嵐くんの壁ドンどんな物かと思えば


全く出来てない.


キュンってしないもん.



なぜなら近づいてないから.


肘曲げてないし.


距離遠い.



挙句の果てに笑っちゃってるよ.


なんなん.




亜嵐「(ドンッ)こう?」


あなた「違う.」


亜嵐「スパルタすぎる〜.
どうやってやるの〜???」




うちが教えてやるわ.



亜嵐くんの肩を掴んで


くるっと逆転.


亜嵐くんの手首を持って


壁に自分の肘まで付けて急接近.


そして亜嵐くんの足の間に自分の片方の足を.


壁ドンに足ドン.


あなた「こうするの.」


亜嵐「!?!?!?」


GENE「!?!?!?」


あなた「じゃ、おしまーい.」


亜嵐「え、え、え//////」


隼「え、やば.」


龍友「あれはエロすぎやろ.」


涼太「誰よりもキュンとするよあれ.」


玲於「あ、亜嵐くん?」


亜嵐「やべぇ.惚れた.」


GENE「……」


玲於 隼 涼太 龍友「いいなぁぁあ!!!」


あなた「うるさいぞ.」


隼「俺にもして!!」


涼太「ちょ、今の教えて!!」


玲於「俺にも教えて!!」


龍友「襲いたいわ……」


裕太「龍友くん.ダメやで.」


龍友「あんなんやられたら襲う以外に何があんねん.」


裕太「……なんも無いなぁ.」


龍友「せやろ?」


メンディー「ちょ、亜嵐くん???」


亜嵐「あっ……」


メンディー「大丈夫???」


亜嵐「大丈夫じゃないわ.」


あなた「うるさい.皆そのままでいいの.
てか、皆そのままがいいの.」


GENE「///////」


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