帰り バス
あなたは別の仕事.
その他7人はバス.
玲於「あのさぁあなたの家に行った時
見たんだけどさ.」
亜嵐「あぁ……あれ?」
玲於「そう.
白い封筒が沢山袋に詰められて
隠してるようなところにあったんだよね.」
涼太「えぇ……何それ.」
龍友「てか何 探検してんねん.」
亜嵐「てへぺろりん☆」
裕太「亜嵐くんキモイで.」
隼「え、そのさ、白い封筒の中身見たの?」
玲於「いや、見てない.」
涼太「なんでそんなこと気になったの?」
亜嵐「だって5通とか10通とかじゃないんだよ!?」
メンディー「どんぐらいあったの?」
玲於「ざっと見50……
いや、あのデカさだから100……???」
隼「多くね!?」
裕太「あ、それ俺見たかもしれんわ.」
龍友「中身もか!?」
裕太「見たわ.見たわ!!」
隼「どうしたのwww」
裕太「気持ち悪かったで?」
玲於「どうゆうこと?」
裕太「何枚ものあなたの隠し撮りと
「迎えに行くよ」の一言.」
龍友「は.気持ち悪っ.」
亜嵐「それヤバくない???」
玲於「え、それが何通も来てるってことは…」
隼「ストーカー?」
メンディー「マジか……」
涼太「封筒とかに特徴とか無かったの?」
龍友「なんでや.」
涼太「ほら、たまたま裕太くんがそれを
見ただけであって……
全部が全部そうとは限らないじゃん?」
玲於「……あ、」
隼「何?」
玲於「……赤いハートのシール.」
裕太「そう言えば端っこに貼ってあったなぁ.」
メンディー「ガチじゃん.」
亜嵐「明日聞いてみよう.」
玲於「まだ隠してることあんじゃねーかよ……」
涼太「丁度、明日休み.」
龍友「じゃあ乗り込んで行くか.」
隼「了解でーす」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!