第77話

誤解.
2,233
2019/12/24 14:10



あなたside.



早速事務所に来て

真ん前を高速で走るうちのマネージャー.



バサッ.



雑誌のようなものが落ちたので拾って

楽屋までずっと見ていく.



あなた「週刊文春……」



またペラペラとめくって楽屋の扉を開ける.



GENE「おはよぉお!!!」



見ているとGENEと言う文字が.


あなた「……??」


そのページを開いて再確認してみる.


“GENERATIONS 佐野玲於 もう1人の交際相手!?”



あなた「……は、」



文の始まりは『12月24日……』

昨日のことだ.

あの甘ったるい香りはこの人の……!!



歩道橋から撮ったのだろうか.

助手席に玲於が座っていて

隣に……



あなた「……!!」



椎名さん……



玲於「あなた、?」


あなた「!」



反射的にすぐに閉じる.



マネージャー「ちょ、!聞いて、!」


あなた「!」


マネージャー「!!それ、!」


あなた「……(出ていく)」


玲於「おい、!」



それを落として出てきてしまった.

本当は椎名さんだったの、?



自分、重いかも知んないけど……

そんなの、聞いてないよ、




───


玲於side.



雑誌のようなものを落として出ていったあなた.



隼「なにこれ、(拾う)」


龍友「週刊文春、?」


涼太「これがどうしたの?」


マネージャー「そこには、!」


GENE「……!!」


亜嵐「玲於……」


玲於「え、wなんだよw」


隼「これ、……(記事を見せる)」


玲於「……!!」


マネージャー「……本当なの、?」


玲於「いや、違ぇよ、これは送ってくれた時の、!!」


マネージャー「詳しく聞かせて?」


玲於「俺はその日映画の打ち上げでその後に
あなたと出かける予定で……」


GENE「……」


玲於「盛り上がりすぎて時間を忘れてたんだよ、
それで遅刻だから急いでいこうとしたら
椎名さんが車で送ってくって言われて……」


GENE「……」


玲於「確かに車の方が早いし何より
タクシーとか呼ばなくて済むから……」


亜嵐「なんで助手席に座るのかって
不思議に思わなかったの?」


玲於「疑問に思ってたら椎名さんが“機材とか
メイク道具が沢山あるから……”って言われて……」


マネージャー「……そっか.この記事はまだ世に出てない.だから説明してくるから.」


玲於「、!」


マネージャー「あなたのとこ行ってきな.」


玲於「、ありがとうございますっ!!(飛び出す)」


マネージャー「じゃ、行ってくる!」


GENE「行ってらっしゃーい!!」


龍友「玲於がこんなことするなんてありえへんよな……」


涼太「あなたに一途だからなぁ……w」


裕太「あなたの隣にずっと居るし.」


メンディー「あなた以外のところ行くとか考えられないね.」


GENE「……」


メンディー「え?」


龍友「なんか気持ち悪く聞こえたわ.(戻る)」


隼「なんか、ゾワっとした.(戻る)」


涼太「うわっ、鳥肌やば.(戻る)」


裕太「なんか寒いわぁ……(戻る)」


メンディー「……」


亜嵐「……(腕を回す)」


メンディー「……」


亜嵐「俺も正直ゾワっとしました.(戻る)」


メンディー「え、。」



───


玲於「あなた、」


あなた「……椎名さんの所行くの、?」


玲於「え?」


あなた「重いのは分かってる……でも、」


玲於「俺はあなただけ.」


あなた「じゃあ、あれは、?」


玲於「あれは誤解だよ……(説明する)」


あなた「ん、……っ、」


玲於「(抱きしめる)」


あなた「っ、んん……」


玲於「ほんとごめん.まじごめん.」


あなた「こっちこそごめんっ……」


玲於「俺はあなただけ.」


あなた「っ、ありがとう.」







┈┈┈

はい、こんにちはっ☆

はい、こんばんはっ☆

どうもっあ め ☽ です☆


メリークリスマス!!(((イブだけど
皆さんどうお過ごしでしょうか!

クリぼっちの方!
推しといればクリぼっち卒業です!!

違うんですよ.
これを言いたいんじゃなくて……


新年!2020年から新しい小説を作ろうと思っています!!


皆さんに質問ですっ!
どんな小説が読みたいですか??(((唐突


コメントでお待ちしております!!


また次回お会いしましょう〜!!



プリ小説オーディオドラマ