第14話

14 山口瀬奈
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2019/05/12 10:14
そして文化祭がやって来た。


僕のクラスはドラマを演出する事に決定して

舞台出たくないって愚痴言ったら

彼らから大変な役割りを貰ってしまった。

スッタフ務むことになってよかったけれど、

仕事量が多くて



当日君を誘えなかった。



それでも君が僕らのパフォーマンスを見に来てくれただけで



嬉しかった。



棚沢
逢える気しないな
なんて思いながら幕が下がる。





疲ながら僕はバックドアから

舞台の道具をダラダラとクラスへ運ぶ




その時だった。
瀬奈
お疲れスッタフさん  良かったよ


君が


わざわざ舞台裏まで来てくれて、


その言葉を放って慌てて友達と合流しに行った。






ビックリ..した





それより





人って思いがけない行動に胸熱になるんだね





あぁ




トキメキってこうゆう事か。



思わず下を向いてしまった

誰にもこの赤くなっている頬を見せられたくなかったから




多分





恋に落ちた。

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