第36話

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2020/12/18 16:44
広臣side




ELLY「で、何されたの?」




慎「ELLYさん…」



北人「大丈夫だよ、慎…

意識失ってて気づいたら体育倉庫にいました」


剛典「それで?」


北人「俺の親衛隊…

でも、何度も俺を襲おうとしてきた人たちが
   俺の親衛隊の一部の人を殴りました」


剛典「それで、北人はそいつらに襲われてヤラれた
   と…」



慎「岩さん!」





北人「やめて、慎…

お、襲われたけど……」



NAOTO「けど?」





北人「……………………」



『ヤラれてはないんだろ』





北人「…はい…ヤラれては…ないです」



直己「その後はどうなっちゃったの?」


北人「すみません、僕、この後気失っちゃって
  
   よく分かりません…」


『じゃあ、なんでお前を襲った奴らが倒れてたかは
 知らない、と…』


北人「……はい」



『へぇー、知らない、ねぇ』




『まあ、いいや

もう戻っていいよ』







『あぁ、慎は残ってて

健ちゃん、北人をよろしく』








ガチャン












『ふーっ…

じゃあ、慎。

少し話をしようか…』




慎「ゴクッ…」




『お前が壱馬と一緒にいなくなってからの壱馬のこ
 と、どれくらい知ってる?』




慎「たまには、話しますけど…」





『じゃあ、これは知ってるか笑















 壱馬、また、樹に襲われたんだ』







慎「ま、まさかっ……

そんなわけ…」



『ふふ笑

 そうか?そんなに樹、信用あるか?笑』


『まあ、いいけど』





『とりあえず、壱馬に何かあったら次こそは、
 お前が泣く羽目になるぞ…



覚悟しとけ』









ガチャっ









あー、意地悪しすぎたかな笑


でもこれでも足りないくらいだよね


剛典「臣さん…!」



『ん?』












…………















これはただごとじゃねえな

 









      

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