翔平「壱馬さん、もう放課後ですよ!
楽しみすぎて一日が早かったですよー笑」
『そんなに⁉︎笑
作るのはいいけど、少しは手伝ってねー』
翔平「ギクッ⁉︎
俺に料理をやらせようというのですか⁉︎
それはやめといた方が…笑」
『冗談だって笑
じゃあ、準備終わったら部屋に来てね』
翔平「わかりました!
では、また!」
慎「…………壱馬さん……」
『……ま、慎…』
慎「翔平………部屋にあげるの?」
『………うん…翔平は大丈夫だから」
慎「そっか……なら良かった………
あのさ、この………」
北人「慎ー!帰るよー!先に行っちゃうよー!」
慎「あっ………ちょっと待っててー!
…壱馬さん、じゃあね」
『…………うん」
ピンポーン
ガチャッ
翔平「壱馬さんの部屋だー!
なんかいい匂いしますなー笑」
『そう?笑昨日から仕込んでたからかな?』
翔平「昨日から⁉︎
なんか申し訳なくなってきた…」
『いや、ぜんぜん大丈夫なんだよ。
一緒に食べれるの嬉しい』
(……よく平気で恥ずかしいこと言えますね……///)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。