第28話

好きだよ.teo
889
2018/02/11 13:51
《あなたside》



じ「じゃ、ばいばいっ」

『うん、気をつけてね、』



__ガチャ、



『…ほら、じんくんもう帰ったよ、』

テ「………」



何回声をかけても
全然何にも反応しなくて、



『飲みすぎないでねって言ったのに、』



私はそう呟いた。



スカイピースは最近
どんどん成長して、人気になっていって



嬉しいけど、でも、ちょっとくらいさ
彼女との時間も大切にしてくれても
いんじゃないかなって思っちゃって。



応援も出来ない彼女って、彼女失格だ。



テ「…あなた、」

『…ておくん、起きたの?』



色々片付けながら、話をする。



テ「こっち来てよ、」

『…ん、』



近付いてしゃがむ。



近くで見るとておくんの顔は
いつもよりほんのりと赤くなってて
目が空いてるか分かんないくらいで。



無意識にておくんの髪の毛をなでた。



そしたら気持ちよさそうに
満足そうに幸せな顔をするから



なぜかこみ上げてくるものがあって。



『…私、だけかな、』

『…こんなに、好きなのって、』



もちろんておくんからの応答はなくて。



『よしっ、片付けっ、』



その場を離れようとした時
ておくんが腕をぎゅっと掴んで、



テ「ここにいて、」



そう言った。



『…もう、』



テオくんの彼女でよかったって改めてそう思えた。



テ「……好き、だよ、」

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