第3話

#2
384
2019/02/13 14:53
あなた

うそ、、

薮 宏太
道に迷っちゃってw
教えてくれないかと思いまして
薮くんはうっすらと微笑んだ
男性1
こっちは今、忙しいんだよ
さっさと失せろ
薮 宏太
女性を無理やりお店に入れることがそんなに忙しいんですか?
薮くんは一瞬にして冷たい目になった
男性2
あ?なんだとてめー
男性1
なめてんのか?
男性2人は私を掴んでいた手を離し
薮くんへと近づいて行った
薮 宏太
今の一部始終撮ったんで
この動画警察に届けますよ?
そういうと男性の1人が薮くんの胸ぐらを掴んだ
男性1
殺されてーのか?
薮くんはうっすら笑うと
男性の胸ぐらを掴んでいる手をぎゅっと握った
薮 宏太
殺したら、、2つも罪をつぐなわなきゃいけなくなりますけど?
男性2
もう、行こうぜ
男性1
チッ
男性2人はお店の中に入り、勢いよくドアを閉めた
シ·····ン
一気に空気が静まり返った
薮 宏太
、、怖かったー笑
薮くんはそういって被っていたキャップを外しその場にしゃがみ込んだ
あなた

あ、あの、、
あ、ありがとうございます、、

相手が薮くんだからか緊張して上手く言葉が出ない
薮 宏太
いーえ
助けられて良かったです
薮くんはふにゃっと笑った
あなた

/////

かわいい笑顔はマスク越しでもハッキリと分かった
ほんとに薮くんだ、、///
薮 宏太
この辺怖いんで明るいとこ行きましょーか
あなた

え、あ、は、はい

薮くんの後ろについていき、人が多いところに出た
薮 宏太
あんな所になんでいたんですか?
歩きながら聞いてくる
あなた

あ、え、えと、、み、道に迷っちゃって

緊張で目を合わせられなかった
薮 宏太
そーだったんですか
俺で良ければ送りますよ?
あなた

え、そ、そんな、、!
申し訳ないです、、!

芸能人に頼めるわけがないよ、、
それにアイドルだし、、もし誰かに見られたら
薮 宏太
全然?笑
俺が送りたいんです
こんな所に女性一人じゃ危ないし
あなた

で、でも、、

薮 宏太
また、あんなことになったらやでしょ?
あなた

、、、コクッ

たしかに、もう2度とあんな目にあいたくない
薮 宏太
もしかして、俺もあんなことするって思ってる?笑
あなた

えっ!
そ、そんなことお、思ってません!//

薮 宏太
ふはっ笑
なんでそんなムキになってんのw
そう言って薮くんはふにゃっと笑った
あなた

ム、ムキになんて、、な、なってないです、、////

あーもうダメだ
好きな人が目の前にいると緊張しちゃう、、///
薮 宏太
大丈夫、俺はなんもしないからw
そんなの、知ってるよ、、///
あなた

じ、じゃあ、お、お願いします、、///

薮 宏太
ん、りょーかいです
またふにゃっと笑って歩き始めた
歩いた先にあったのは黒い車
あなた

え、車?

薮 宏太
うん、そーだよ
薮くんの車、、
てことは助手席に乗れるってこと?
ピッと手に持っていたキーで車のドアを開けて助手席のドアを開けてくれた
その一部始終全部がかっこよくて見とれてしまった
か、かっこぃぃ、、/////
薮 宏太
おーい
見とれていると薮くんは不思議そうにこっちを見て
左手の人差し指でドアの上をトントンしている
薮 宏太
なにボーッとしてんの?笑
あなた

へっ、あ、ごめんなさい///

絶対間抜けな顔見られてたぁ、、/////
そそくさと車の前まで行く
薮くんの車、、
薮 宏太
どうかした?
あなた

え、あ、いや、、
お、お邪魔します

薮 宏太
はーいw
車の中に入ると香水のようないい匂いがした
いい匂い
これが薮くんの匂いなのかな
そんなことを考えてしまう私は相当気持ち悪い
席に座ってシートベルトをする
それを確認するとドアを勢いよく閉めて
隣のドアから薮くんが入ってきた
ドキンドキン
さっきよりも距離は近くて右なんて絶対に向けない
これ心臓もたないよ、、
薮 宏太
君の住所教えて
あなた

ふぇ?じ、住所、、ですか?

薮 宏太
うん
家まで送るから
あなた

そ、そんな!
駅までで結構ですので、、

薮 宏太
ダメだよ
もう夜も遅いし、1人じゃ危ない
あなた

でも、、迷惑じゃ、、

薮 宏太
全然?笑
むしろ送らせて?
あなた

じ、じゃあ、お、お言葉に甘えて///

ちらっと薮くんの方を見ればニコッと微笑んでくれていた
このまま死んでもいい

なんて思ってしまった

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