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第1話

プロローグ
144
2020/05/22 06:55
「こんな人間いらない!魔物になってしまえ!」
まさか、その一言で全てが変わるとは思いもしなかったー。
我はミロル国の魔王ミリムル=スリドゥールだ。
今日ものんびり一日を過ごしている
ミルロリ=スリドゥール
ミルロリ=スリドゥール
ミリムル、第一階層から勇者が来たとの連絡が…
こやつは我の双子の妹のミルロリ=スリドゥールだ。我ほど魔力はなく弱い。
姿が双子であるからかなり似ている。
ミリムル=スリドゥール
ミリムル=スリドゥール
そうか。どのような勇者だ?
ミルロリ=スリドゥール
ミルロリ=スリドゥール
今までの勇者よりも弱そうですね。ミリムルなら一瞬で勝てると思います。
ミリムル=スリドゥール
ミリムル=スリドゥール
そうか。なら気長に待つとしよう。
しばらくして勇者が来た。
勇者
勇者
お前が魔王か!俺が倒してやるぜ!
ミリムル=スリドゥール
ミリムル=スリドゥール
む。もう来たのか、
いかにもキモヲタというものだな。
ここに召喚されてくる勇者は日本という国から来るものが多いのだ。
そのせいで日本の言葉など常識など色々覚えてしまった
ミリムル=スリドゥール
ミリムル=スリドゥール
今はゆっくりしたいので死んでもらうな
勇者
勇者
そんなことさせないぞ!みんな行け!
勇者とその仲間たちが我に攻撃を始めるが我には効かない
ミリムル=スリドゥール
ミリムル=スリドゥール
その程度の魔法や攻撃は効かぬぞ。もう一度出直してくるがいい。
そう言ってまた勇者たちを倒した。
ミリムル=スリドゥール
ミリムル=スリドゥール
手応えがなさすぎる。もっと強い奴はいないのか…
ちなみに、この世界に召喚されてきた勇者は死ぬ又は我を倒すとこの世界にいた記憶を全て無くし、元の世界へ戻るらしい。
召喚は王が命令してから召喚魔法が使える魔法使い10人が10時間かけて召喚する。
召喚はかなり高度な魔法であり、使えるものが少なく、必ず強きものが召喚されるわけでもない。
だから、このような弱きものが召喚され、あっさり倒され王もかわいそうなもんよな。
ミルロリ=スリドゥール
ミルロリ=スリドゥール
ミリムル…あのね
ミリムル=スリドゥール
ミリムル=スリドゥール
どうした?
ミルロリ=スリドゥール
ミルロリ=スリドゥール
魔法の練習したいんですけど教えてくれますか?
ミリムル=スリドゥール
ミリムル=スリドゥール
いいぞ!
ミルロリはしょっちゅう魔法の訓練をしている。少しでも我の役に立ちたいそうだ。
優しい妹だ。双子だけどな
世間は魔王が双子というのは知らない。
皆我の存在しか知らないのだ。
もし知られたらミルロリは弱いからすぐ倒されてしまう。

この世界は昔は魔物と人間は仲が良かった。
あることが起きてから敵対するようになったのだ…。
ミルロリ=スリドゥール
ミルロリ=スリドゥール
ミリムル、このような感じ?
ミルロリの手から炎が出る
ミリムル=スリドゥール
ミリムル=スリドゥール
そうだ!初めてだよな?初めてにしてはすごい上出来だ!
ミルロリは魔力はないが理解力はあり、とても賢い。

この魔王城は5階層に分かれていて一番上の5階が一番強い魔物がいる。

この魔王城の魔物の配置もミルロリがした。

優しい気持ちがあるのか、我のところに来るまでには死なない構図になっているらしい。

魔物の指揮は全てミルロリがしている。
この魔王城にいる魔物は全て我とミルロリに忠誠を示している。
まぁ逆らったら元も子もないしな。


だから、人間に危害を加えているのは我に忠誠を示していなくフリーな悪い魔物たちなのだ。


だが、我が悪いのだ。
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らぃむ(作者)
らぃむ(作者)
はじめましての人ははじめまして!
知ってる人はやぁどうも
らぃむというものです。
いつもは二次創作を出しています!
らぃむ(作者)
らぃむ(作者)
今回はふとオリジナル小説を書きたかったので書かせていただきました!
これからよろしくお願いします✨
らぃむ(作者)
らぃむ(作者)
それではここまで閲覧ありがとうございました!
誤字脱字どうコメントで教えて頂けると嬉しいです!それじゃばいちゃ!

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