おいお前ら、ちょっとこい
…??
……
今日のあなたは口紅付けてやったんだ
どうだ?ド派手に可愛いだろ
うん
そうだな(棒)
もう少し濃くても
変じゃないと思う
血色良くなったよな
( 場地さんブレない…!!かっこいい!!)
( 口をティッシュで拭く )
あ''ーーーーーーーーーーー!!!!!!俺のダイヤの原石がッ!!!!!!!!
大袈裟な兄様を置いて
みんなの方を見る
毎回集まってもらってごめん
いーよ、家広いし
お菓子あるし
それより天元さん大丈夫か?
多分拗ねた
隅っこで化粧道具いじり始めたし
しかし直ぐに真剣な眼差しでこちらを見る
いいか?あなた
お前はもう十五だ。
いつ嫁に行ってもおかしくない
病院行ってこい
兄様、現代ではそんなに早く結婚は出来ません
俺の妹だ。しかも磨けば
太陽のごとく光る
そんな大袈裟な、、
( 否定できない勢 )
つまり!!俺が認める男を
捕まえるためにはあなたを
磨かないといけない!!!!!!
ド派手に美人な俺の妹に
釣り合うイケメンでハイスペックな
''俺'' !!!のような奴を!!
見つけなければいけない!!!!!!
俺をめちゃくちゃ強調してる……(呆れ)
残念ながらその条件に会う俺は
あなたと結婚できない。
ましてやド派手な嫁が3人いる
犯罪なんじゃ、
犯罪かどうかは俺が決める!!!!
いやダメでしょ
色々と
そして今!!
上がってきている候補達!!!
その1人目が …
ピンポーン
大きくインターホンの音が家に広がる
応答に出ようと画面を覗いた
《 お好み焼き行こうよ 》
唐突
《 文句ある? 》
2分で準備します
それが時透無一郎!!!!!!
あれが候補でいいのか
あなたさん下僕みたいな扱いされてません?
___________ NEXT
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